かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

はいふり感想!艦これ好きにもおすすめ!はいふりの良さとネズミ問題の疑問を解説しますよ!

 

はいふりの良さ

  • 正直、掛け声がめっちゃめちゃかわいい。これだけで満足。おもぉーかーじ!
  • 窮地にめっちゃ陥るので命令が矢継ぎ早に出され船長がかっこいい。かわいい。
  • ぶっちゃけ人力CIWSという文字で爆笑したら視聴するべき*1
  • ド超人の集まりなので見てて楽しい 隠れたキャラのおいしさがいい
  • OPのサビのかっこよさ

 

 

一応解説する、はいふりと艦これの違い

まあ海のテーマですし、はいふりが後発ですのでパクリでは?という意見はありがちです。が、ココロを大にして言いたい!

違うよ!全然違うよ!ファンの取り合いもないよ!棲み分けできるよ!

 

艦これは艦そのものがテーマです。人の意志が極端に介在しません。兵器としての在り方について焦点が当たっている、実は割とドシリアス物語だと僕は思っています。

なにより艦娘を愛でることが公式に推奨されています。ここは拙者の記事をお読み下され…

kayanomi.hatenablog.com

 

 

反対にはいふり海での”生活”という点が素晴らしく描写できていると思います。そして艦これでは省かれている砲の操作、敵の発見、操舵が魅力的です。船員全員で一体感のある行動をしなければならないのです。

 

そして見どころはブルーマーメイドという設定です。これは海の平和を守る、ということで海賊船の取り締まり、海上護衛、そして遭難船の救助を行う組織であるという点です。

 

この救助というのが主人公のトラウマでもあります。船長はここで救助隊の無事をただ見守るという辛さを知る非常にいいシーンです。このへんを考えると海猿や守護神*2といった映画を見た人にとっては良さを感じると思います。

 

海での生活

メインテーマが海の上ではみんな"家族"であると主人公が繰り返し明言しています。だからこそ船は家といってもいいでしょう。なにより共同生活を不安なりに皆必死になって生きてゆきます。

 

これはおそらく陸軍や空軍にはない、海軍ならではの特性だと思います。また海軍ネタが多く散りばめられていて、中には大航海時代の赤道祭*3がメイン回すらあります。

 

また補給の大切さもピックアップされており、ときおり水が出なくなる、トイレットペーパーがなくなる等しています。また船内にネズミがいたため、食糧難の危険もあったでしょう。もっともネズミが黒死病とかよりも恐ろしい病原菌をもっていたわけですが…

 

ネズミ問題について

ネット上では全然ネズミ問題解決してねえじゃん!という突っ込みが多いようですが、解決してるように見えるのは私だけですかね?

 

はいふり8話ではネズミ問題の調査報告書が出てきます。

問題背景ですが、無人か有人の海底調査船で偶然生まれたウイルスの調査をしていたが、結局沈没して回収不能になった。が、たまたま海底火山で今年の海洋実習地付近で浮上した。*4*5

 

で、この調査船を回収したいために演習艦に偽の調査員を送り込んだ上層部。実態はもちろんヤバげウイルスの回収と自沈。

 

ところが予想をはるかに上回る感染力で研究員全員感染&入院。そして演習艦の乗っ取りが発生してしまったという経緯です。

 

さて、このラットウイルスが解決されたとする根拠は以下です。

  • 海洋実習地から見つかった調査船は自沈させればOK*6
  • 海洋実習地はおそらく無人のはずなので害虫駆除でOK(有人で実習するか?)
  • 各艦は補給を受けていないorもし補給艦が感染したらLOSTするはずなのでわかる
  • 感染者はすべて洋上に存在し、陸上から感染は広まっていない
  • =すべての艦を拿捕し、全ての乗組員にワクチンを打てば収束する*7

なお拿捕する際には感染予防のためにワクチン製作者が自分にも念のため打っています。ここらへんのちらっとした気配りが見えますね。

 

ここらへんのウイルスの感染経路の感覚はPlague inc -伝染病株式会社-で味わえます。

www.nicovideo.jp

 

 上記などの動画で苦労するのが別な大陸への感染経路の確保です。ウイルスが海を隔てた場所への感染を広げるには、旅客機、船での持ち込みが必要です。うーん!怖いですね。

 

ということでPlague inc を高難易度でやってみるとわかりますが、人類の科学力が激しく高いとあっというまにワクチンを作られ撲滅されちゃいます。人類やべえ!となる瞬間でもあります。

 

そもそもなんでネズミがいるの?という疑問ですが… ストーリー上、学生や教官の撃ち合いにするには必要でしょう。ガルパンの廃校問題や謎カーボンみたいなもんですし。

 

生体電流で磁気が狂う設定は最新鋭の対艦ミサイルを無力化するには必要です。だってそうじゃないと即座に沈んで物語が終わっちゃいます。最新鋭は伊達じゃないからな…

 

ということで、はいふりはいい物語ですよ。ちゃんと伏線も回収されてますし。

 

難点

キャラクターの数が多すぎて、掘り下げに話数が足りなかったんじゃないですかね…そこは悲しいところですが、今後のメディアミックスや二期、映画、OVAの展開に期待しましょう!

 

まとめ

え?彼女たちのかわいさに触れてないって?いやあ作画崩壊ゼロでしたし、キャラデザ気に入ったら見て損はないですよ!

以上解説でした。ご感想やご指摘ありましたらコメントお願いします!

*1:たまちゃんのこと。もちろん僕は爆笑したので視聴した

*2:めちゃくちゃ好き。名言はおぼろげですが、助けた人数よりも助けられなかった人数のほうがつらい、という台詞

*3:全然知らなかった

*4:この時の経過年数(実験から噴火までのタイムラグ)がわからないのは面白いですね

*5:これ、ジョジョ三部のDIO様の棺っぽさがありませんか?設定的に。

*6:気力を振り絞って研究員が自沈させたかもですね

*7:とはいえ一匹でも逃して陸地に上げたらバイオハザード確定なので緊張感MAXですが…まあまじめにやるとデッドライジングとかになるので、はいふりじゃなくなりますね