かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

Netflixでジョンウィックを見る。寂しげなキアヌがカッコイイ。

 

Twitterで気になってたやつ

 このTwitterの画像にめちゃめちゃわかる!!と共感してしばらく。Netflixでジョンウィックが配信されてることを知った。配信されているのは1のほうだけれど十分楽しめた。事前に宣伝のPVがあったのだけれどこれが実に映画のすべてをまとめていると思う。

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クラシックの名曲「1812年」を銃声や暴力で彩っているなかなかスゴイPV。はっきりいってそんなにしつこく撃たなくてもよいのでは?というぐらい撃ちまくる。一度うめいて行動不能になったらしばらく置いてもう一度撃つという徹底ぶり。冷徹でしっかり殺しきるタイプでサクサク進んでいく。

 

キアヌが役にハマっている作品

物語の始まりで主人公ジョン・ウィックは物語の始まりで妻を病気で亡くし失意に沈んでいる。そんな彼に亡き妻が犬を最後のプレゼントとして届けていた。そんな犬と暮らす最中、偶然立ち寄ったガソリンスタンドで若者に絡まれるが軽くあしらう。その夜若者たちは彼の乗る車を奪い、犬を殺し去っていく…。

 

だが彼らは勘違いしていた…。ただの名もなき一般市民ではなく、超一流の暗殺者を敵に回してしまったのだ…。というなんとも中二病を擽られるスタートである。車を奪った若者はギャングのボスの息子で、そのギャングはジョン・ウィックのお得意さんだったという残念な運命である。

 

このジョン・ウィック妻を亡くしてものすごい寂しがっていて雰囲気がものすごい暗い。暗殺者であることもさることながら、殺し方もスムーズで時には激しいけれど基本はサクサク殺すからなおさら寂しそうに見える。

 

matome.naver.jp

海外で寂しそうにベンチで座っているキアヌの写真が出回り日本でもコラ画像として流行ったことがあるけれど、こういった暗い過去を背負った暗殺者の役が見事だなあと思う。そのうえで激情を露わにして叫ぶシーンもあり演技の幅が広く見ていて十分楽しめる出来だった。

 

ストーリーはわりとアッサリ気味で、何度も怪我して苦しむのだけれど最終的には悪者は全員お陀仏。アクション映画のお決まりである。が、なかなかやり方が斬新ですごかった。いったい何人殺したのかわからないくらいスムーズにバンバン撃っていく爽快感がある。PVで音楽に合わせているけど、なるほどこれぐらいスムーズだと音楽に合わせたくなるのもわかる。

 

一番のお気に入りは敵を後ろから跳ねて天井まで転がし、車内から冷静に天井に向けてひょいひょいと軽く撃って始末するシーン。なんかやれやれ面倒だなあみたいな表情と始末した後の冷静な表情が似合ってるなあと思う。

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敵をはねた後の何とも言えない表情。敵を見ずに適当にこのあたりだろうなと構えずパスパス撃つ。

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ボンネットに落ちてくるまで8~9回サクサクと発砲してて跳ねられた敵が哀れ。が、このなんだか敵を冷静にサクサク殺していくタイプはあまり見てなかったので面白かった。なかなか主人公が焦っていないのにスピード感がある。

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なんと表現したらいいのかわからないけど真剣に何も感じていないような表情。とりあえずガンガン引き金を冷静に引いているのがコワイ。猛スピードで敵に向かってバック中にこの表情である。うーん、ジョン・ウィック、カッコイイ。