かやのみ日記帳

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食べ物屋の匂いは最高の宣伝?

 

嗅覚に訴えかける宣伝

むかし街中を友人と歩いていた時、焼き鳥屋か焼肉屋か忘れたが強烈な煙とにおいを出していた。それに顔をしかめて少しは遠慮したらどうかと友人は言ったのだけれど、とっさに自分は「お店にとっては最高の宣伝だから」と言ったら目を丸くして驚かれてしまった。

 

初詣の屋台なども同じ宣伝が使われていると思う。やきそば、やきとり、クレープ…。屋台ではにおいが命だ。どこになにがあるか、あんがい人間の嗅覚は案外正しく方向まで察知してくれる。あー人間って動物だよなあ、五感には鼻もあるよなあと感じさせてくれる。

 

最近はにおいエチケットなどにおいは公害扱いされることが増えてきたように思う。無臭でいることが求められているようにも感じる。屋台や外に煙を出しているところはもう好かれないのかもしれない。が、おなかが減ってる時に近くから自分の好きな料理のにおいがしたらもうたまらない。

 

お腹が減ってる時に限って近くでカップラーメンなどを食べることを飯テロなんていうけれど、においがもはやテロ扱いされている。半分冗談だがそれだけ抗いがたい衝動を呼び起こすんじゃないだろうか。

 

においは記憶も呼び起こす。雨のにおいをかいだ時ふと子供の頃を思い出したりする。におい、もしくは嗅覚は他の感覚へのつながりが強いと思う。当然のことながら食欲にもつながりやすいんだろうな、と思う。視覚からの食欲と嗅覚からの食欲、どちらが効果的かというと、きっと嗅覚だろうなあと思う。

 

そんなことをふとおいしいにおいがするお店の前を通るたびに思ったりする。今日も宣伝しているなあ、営業しているなあと感じるのだ。