お金で何をしたいのか?
ビットコインの暴落が話題ですが、リーマンショックのころに株の暴落でパニックになって発作的に自分の胸を包丁で刺したひとのブログでも見て落ち着いてくださいhttps://t.co/Olj42OAd3v pic.twitter.com/eJctR5v2r9
— 古川 (@furukawa1917) 2018年1月17日
こちらのツイートを読んでわりとショッキングだったので記事を書こうと思う。自分は株とかFXとかそもそもギャンブルも一切やらない。理由としてはよくある「胴元が一番儲かる」を信じているから。
株について有名なのはfacebook本社に絵を描いたアーティストの話だと思う。
7年前にフェイスブック(Facebook)本社に絵を描いて株式上場で152億円分の利益を得たグラフィティアーティスト | コモンポストムービー
彼は報酬を現金か株にするか問われ、株を選んで億万長者になった。ここから自分が思うのは、株は儲かるというよりも会社が成長すれば自然と株も成長するという当たり前のことだ。
ここで一番儲かったのは誰なのか?ザッカーバーグなのか、この絵を描いた彼なのか。それは個人に対する報酬であって、一番資金的に嬉しかったのは会社に違いない。我々個人が受け取る量以上の金を会社は集め運用していく。株はそもそも会社の資金集めのために発行されるのだから当然だと思う。
株を売ったり買ったりして差額で儲けるのもいい。だが、自分の個人的な気持ちで言えば一番は会社、社会、産業が成長することだ。ベースとなる生活基盤や技術が革新することによって実は我々は裕福になっているはずなのだ。
だから1900年代の世界と現代のわれわれの生活は、同じ給料でも幸福度で見れば本当は向上しているはずだ。ただそれに慣れすぎているだけで、本当は緩やかに今も世界は技術革新が進んでいる。
だから自分は株式の市場の上がり下がりに一喜一憂するような生活は送ろうとは思わない。それよりも世界を全体的に見た時のゆるやかな技術革新をじっくり享受したい。儲からなくたって自然と世界は幸せを向上させうるんじゃないかと期待しているのだ。
そして自分も自分の時間をほんの少しでも文化の発展だとか文明、技術の発展に寄与できたらいいなと思っている。研究者思考と言うと本業の人に怒られそうだが、お金よりも技術のほうが好きだ。個人のお金よりも研究資金や運転資金が大きいほど世の中に貢献できる大きさも変わってくるのだと思う。
まあそこまで大きいことを言ってもあれだが、要するに平凡に暮らしてても社会が成長してくれれば自然と暮らしも上向くと信じていたいのだ。もちろん日本の先行きは人口の減少などで暗いとは思う。ある程度考えなくてはならないだろうが、基本的に技術はゆるやかに伸びていくのだと思っている。
株で稼ぎたい人はお金が欲しいのだろう。そのお金は何に使うのか。何のためにあるのか。全て健康保険や医療費につぎ込む人はいるのだろうか。とりあえず無限に稼げるようになっていないと不安なのか。お金を稼ぐという夢があるからなのだろうか。
もしそうでないなら無理して株やギャンブルで稼ごうとしなくてもいいかなと思う。なにより自分は勝ち負けで手が震えてしまうほどの臆病者だ。ゲームでさえそんなありさまだからまず向いていない。オンラインゲームではよく手が震えてしまい情けなく思う。小市民らしく、世界の変化をゆっくりそれなりに楽しむだけで十分だ。