かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

アサシンクリードの映画やるんですってね。映画とゲームの違いについて思うこと。

 

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ついに映画になっちゃいましたね。以前からMVなどはあった気がしますが、それでも映画とは…。一般層にむけても十分いけるという確信からでしょうか。

 

もともと実写のようにリアルなゲームで人気を博していたので違和感は少ないと思います。むしろ実写のほうが違和感かもしれませんね。

 

映画館でアサシンブレード売るのかな…。あったら絶対買います。売り切れるだろうけど。

 

アサシンクリードの思い出、良さ

私がアサシンクリードをやるきっかけとなったのはニコニコ動画の字幕プレイ動画からです。時々鬼畜な - ASSASSIN'S CREED アサシンクリード。プレイ動画の綺麗さと時々の鬼畜プレイ、そして面白いツッコミやコメントが光る字幕が最高でした。

 

 

www.nicovideo.jp

アサシンクリードパルクールと呼ばれる自由自在に足場を駆け巡るアクションと秘密主義的な組織の武器や衣装、イーグルダイブと呼ばれる高地からの大ジャンプ*1などが特徴です。

 

物語の特徴は実はSFっぽくあり、判明していない謎や歴史上のミステリーなどにアサシンvsテンプル騎士の構造と"エデンの果実"を混ぜ込んだストーリーです。ゲーム上では歴史上の人物の解説やランドマークが忠実に再現されているため、ちょっとした旅行気分にもなれます。またすべての建物に登れる自由度があるため、世界遺産を登るという現実にできないことを手軽にできるのも不思議な魅力(?)です。

 

また現代のアサシンのDNAに眠る過去のアサシンの記憶を巡る物語なのですが、現代では危ない製薬会社にとらわれていて、彼らがいったい何を求めているのか黒い部分をハッキングやアサシン技術で調べるのも大いに楽しいです。

 

最近のゲームの”プレイする映画化”についてとQTE批判

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アンチャーテッドはプレイする映画とも言われ、ピンチの場面の時のカメラワークなどが確かにそれっぽくプレイヤーに緊張感を与えます。また製作費も膨大なようで、グラフィックの緻密さ具合には驚きを隠せません。

 

しかしプレイしている時、思ったのです。これ、プレイ動画でよくね?と。何を言ってるかわからないかもしれませんが、プレイする映画を、プレイしなければ、ただの映画になるのです。じゃあ映画でいいじゃんとなります。たとえ自分の選択でムービーが変わったとしても展開が大きく変わるほどでもありません。それに別な選択が見たいなら分岐先の動画を見れば済むだけです。

 

もちろん緊張感や没入感もありますが、ストーリーを注視したいのであれば別にやらなくてもいいのではと思うのです。何よりアクションムービーに求められているのはカッコイイアクションです。それを自分のボタンで出せるかどうかはあまり重要ではないはずです。

 

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龍が如くを例に出しますが、ボス戦ではカッコイイ、その戦いでしか見られない特殊アクションによる熱いバトルが魅力です。しかしながら緊張感を出すために毎回毎回QTEによるボタン入力が必要になります。これではせっかくのアクションを堪能しようにも非常に疲れますし、え?いまのところ見てなかった!となりがちです。私の場合はわざわざYoutubeでボス戦のヒートアクションまとめ動画をゆっくり鑑賞していました。戦ってる間はそれどころじゃなかった。

 

ライトゲーマーの自分の場合、映画とゲームの境界は、自分でゆっくり探索して、振り返ったりできることが一番大きいと思います。また映画に比べゲームはボリュームも長く、ゆっくり味わうこともできます。また些細な挙動や場所を見学したりする、ある意味ドライブ気分を味わえるというのも魅力です。ゲームではムービー部分よりも自由度を楽しみ、自分で新たな遊びや発見をすることが大切だと思います。

 

私はアサシンクリードやウォッチドッグスの衣装をころころ変えてモデル歩きしてニヤニヤしたり、敵兵に喧嘩売って殺し続ける残忍プレイなどをひたすら行ったこともあります。タノシイ。

 

映画の場合はまとまった時間で、魅力のある濃縮されたアクションを集中して見れるというのが大きいです。ブルーレイではちびちび停止したり、チャプターごとに二度みたり、気になる場面をコマ送りで見る、オーディオコメンタリーを楽しむなどができます。

 

ですから映画版アサシンクリードはめんどうな要素を全て自動的にやってくれて、ストーリーをまるごと濃縮して教えてくれて、なおかつカッコイイアクションをじぃ~と見れるという達人的まとめ動画とも言える…と思っています。

 

なんかもう、ゲームのめんどくささを前提とした逆転した見方ですが、こうしてみるとハードルが著しく下がります。ああ、ストーリーが悪くてもアクションがカッコよければそれだけでいいかな?みたいな。あの衣装、カッコよかったよね?みたいなぐらいに。

 

まとめ

アサシンクリードの映画版は楽しみです。ゲーム版とは設定がまったく違っていて死刑囚だったり父親と再開したりするそうですね。面白そう。

でも過度な期待はやめておきます。だいたいゲームのスピンオフで違う会社が作ったんだけど面白いから動画としてまとめて見やすくしたよ!ぐらいの期待度で見に行きたいと思います。

これぐらいだとがっかりしなくて済みそう。…いや見る前から大変失礼ですけど、どうにも大丈夫かな~と不安になる気持ちもあります。がんばれUBI!

うまいこと流行に乗ったら次はウォッチドッグスをお願いします!

*1:タマヒュンとも呼ばれる