今週のお題「カラオケの十八番」…ですけど、わりとタイムラインを見るとカラオケ大っ嫌い!とかいやいや十八番なんてないわ、勘違いしまくりの十八番は嫌いだとかツライエントリが多いですね。マジでなぜ選んだ。リア充か。リア充なのか。
私もカラオケは酷く苦手です。簡単に歌える曲、みんなで盛り上がれる曲…そんなことをスマホでよく検索することになります。
不真面目な紹介
ネタ曲まで探したこともあります。一番カラオケで短くて良さそうな曲は何だろうか?と思って検索すると所ジョージさんの「スブタ」がおすすめです。引用するとJASRACに怒られそうですが、めちゃくちゃ短いです。
まさかの12文字。だれでも歌えます。マジで。音程とか採点も必要ありません。才能ありすぎですね、所ジョージさん。
また他にも変わり種として無音の音楽4分33秒もありますが、デスメタルカヴァーもあります。こちらもカラオケでいいかもしれません。入ってるかどうかは知らん…というか入ってたら世紀末だ…。
なにせ伴奏も必要ありませんし、今から4分33秒デスメタルカヴァーでやります!とか…うん。ひんしゅくを買うね。すいません。しかしバックで編集中に流しててもまったくの無音。おもしろすぎる。
スブタも場面を間違うと完全にお通夜です。カラオケは難しい。でも喉がつかれたとか選曲が尽きた…!というパス要因として活用できるとウケるかもしれません。合法的パスです。
後はリンダリンダでごまかしたり、さあみんなもいっしょにー!的にごまかすのもありです。なんかもう叫ぶだけでごまかしたり。
ローリングサンダー!バーニングファイヤー!
勢いでどうにかしちゃいましょう。場があったまってきたらね。
ちょっと真面目な思い出
まあ上記はちょっとしたおふざけです。お茶濁しでもある。ここから少しだけ自分の思い出について、ついでながら書こうと思う。上述だけで満足されたら読まなくてもいい。勝手ながら自分の想いを書き綴る。
小学校の頃の音楽の時、イラついていたことがある。それは先生が「ド~♪」といいながらピアノの「ド」を弾いて合唱練習をしている時のことだ。みんな楽しそうに「ド~♪」と歌う。しかし自分は納得できなかった。だって全然違うじゃんと。
何が「ド~♪」だ。全然違う。そのピアノの音を何故「ド」というんだ。わけがわからん。木琴を弾いても「ド~♪」ピアニカでも「ド~♪」もうさっぱりわけがわからなかった。ピアニカなんて「ブヴィィイィ~」ぐらいだし、全然あってない。
というか誰が一体ドレミを決めたんだ。なんの基準で決めたんだ。どうやって音を定義したのか。いったい誰がこんな迷惑なものを作りやがった。いちいち気になりイラつき、無用に反発していたのを思い出す。だいたい自分の声もあってるのかあってないのか、なんで音程が違うと怒られるのかまったくわからない。次第に音楽が嫌いになった。
まあ大人になった今なら苦笑いして当時の自分に教えてあげることができる。確かに違うんだけど、それは周波数があってるから同じ音って言っていいんだよと。周波数というのはある程度決まった形の波が一秒間に何回繰り返されるかで表される。
人間の一般的な声の波の形とピアノで出てくる波の形は当然違う。音叉なんてのはとてもきれいな波を生成する。これらの振動する回数があっている時、音程があってるとか同じ音だと認識されるのだ。だから人間が「ド」の周波数をだしつつ「レ」とか「ミ」といいつつ歌うことだって可能なのだ。
こういった理論的なことを知らないと納得できない子供だった。まあ欲を言えば子供の頃に自分の音の形や振動数を測り、様々な楽器と比較してみる科学の授業があってほしかった。そうすると音への理解や波への関心につながっただろうに。非常にもったいない学生時代を送ってしまった。
今ではカラオケで精密採点モードなどを使うと、自分の声の音程をリアルタイムで表示すらしてくれる。信じられない時代だ。というかこんなものがあると小学生の音楽の先生はちょっとタジタジになりそうなものだ。合唱コンクールにみんなでカラオケに行って音程を改善しようなんてことになったら…いや、あってほしくないものだ。
それはともかく、今週のお題になるというくらい日本人にとってはメジャーなんだろうなと思う。これがあなたの十八番の楽器は?とか演奏する曲は?とかにならないんだから。