かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

ふと子供の頃に食べた飴玉みたいなチーズが食べたくなった

 

キャンディチーズ…でいいのかな

 ふとこの時間になると少しだけお腹が減ってきて、いやいや寝る前だから気のせいだよと体に言い聞かせている。それでもうーん、おなか減った…というときは温めた牛乳に砂糖を加えたホットミルクで一息。そうするとお腹も少し落ち着いて、心もリラックスお休みモードになる。

とはいえ牛乳を飲んでお腹を少しごまかそうとすると、お腹からもっとー!という声が聞こえてくるときがある。そんな今日のしょうもない一幕だったのだが、ふとあれが食べたいなーと思ったのが冒頭の丸いチーズのお話である。

 

最初に丸いチーズを食べたのは正確には覚えていないのだけれど、学校の給食ではなかろうかと思う。一般家庭にわざわざ置いてあるというのもちょっと不思議だ。もしかすると幼稚園だったのかもしれない。幼稚園のオヤツだとしたらすっごい嬉しそうだ。ただ小学校の給食というのは、その時期にしか食べないような不思議なものがたくさん出る。例えば牛乳に混ぜるミルメークとか。冷凍ミカン、ソフト麺、黒糖パン。どれも大人になってから口にしていない。もしかするとスーパーに売っていないのかもしれない。

子どもの頃は学校給食で散々出るから食べなくていいやとか、もしくは給食を楽しみにしたいから家では食べたくないと思っていた気がする。献立表が張られていて、いつ食べれるかみんな楽しみにしていた。だから家で食べるというのは、みんなと比べてちょっとズルイような気持ちになっていた気がする。クラスの友達と、いやー冷凍ミカンは一週間前から楽しみにしてたんだよ!といってお互いいい笑顔を交わし合う感じ。

 

ちょっと脱線したが、チーズはわりと好きだ。パンにのせてちょうどいい加減に焼き上げると最高においしい。しかしスライスチーズは生で食べても…うーんという感じ。生で食べてもおいしいのは味付けのりとかそのへんである。

そこで丸いチーズ、キャンディチーズの出番である。どうも牛乳っぽさが強いのか、それとも食べやすい丸型だからいいのかわからないけど、そのまま食べておいしいというのは嬉しい。カロリー面を気にしなければ。

 

おわりに

小学校の頃、先生がしみじみと言っていたことが思い出される。先生はなんで先生になったの?とか先生でよかったと思うことは?という質問に対して毎回言っていたのが「給食がおいしい」だった。

本当に至って真剣な表情で、「給食というのは偉大だ。安くてうまくて、おまけに栄養バランスが完璧。そして運が良ければおかわりつき。一人暮らしを経験した後はなおさら最高。お前らも大人になったらわかるよ…」と言っていた。大人が本気でおかわりのためのジャンケンに混ざったりしていてウザがられていたけど、もし自分が同じ立場になったらもしかすると奪い合いに参加したくなるかもしれない。

 

あー。給食が食べたいなあと思う、四月二日でした。小学校の入学式はいつだろうか。新入生の子どもたち楽しく給食を食べて、思い出をいっぱい作って、そんでもって大人になってから「あー給食っておいしかった!」と振り返れるといいですね。