かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

なぜブログ名を「日記帳」にしているかという説明と書くスタイルについて。

 

本が好きへの投稿

先日のブログ記事を読んで本が好き!の運営者の方がコメントしていたので、登録することにした。そしてブログ記事の中で書評を書いていたものを一部リライトして載せた。

www.honzuki.jp

 

まず何故登録することにしたか?ということについて。実はブログ開始当初からプロフィール欄に涙ぐましく「これ書いてよ!とかあったらTwitterやコメントでご連絡ください!」と書いていたからである。なんというか、もう少し気を使って書いたりマシな説明書きを書いたほうがいいかもしれない…。ともかくこのプロフィール欄を読んで依頼された可能性もあるので、書いた張本人として責務を果たそうとした次第である。

 

次に一部リライトした記事を載せた理由について。

www.honzuki.jp

わりと好評?な気がするリライト記事がこちら。前の文章と比べるとスッキリとしてるかもしれない。本の内容にクローズアップして切り抜いた感じだ。そもそも自分のブログ記事の本を読んだ感想というのはあちこち繋げてばかりの文章になっている。これは読む人の好き嫌いがスタイルだと思う。正直ちょっとよろしくないかもしれない。

 

検索で来た人が「殺したい蕎麦屋」を調べたいと思って読んでみたのに、あちこち話題が飛んで行ってしまうのはちょっとした裏切りなのかもしれない。けれども自分としてはブログを書き始めたそもそもの精神に基づいて書いているつもりだ。

 

あちこち話題が飛んでいくわけ

なぜブログ記事内であちこち話題が飛んでいくのか。それはリンクを示したいから、つながりを示したいという想いがある。インターネットというのは既に様々にリンクがあちこち貼られた蜘蛛の巣のようなものだ。文章中の単語をクリックするだけで別なページ、別な知識へと遷移していく。

 

そもそも人間の知識は単体では存在しない。どこからか必ず参照されているはずだ。何かと何かの知識が繋がっている。繋がっていない知識は忘れられているのかもしれない。いったんつながりを取り戻したとき、思い出したとかひらめいた!という感覚になるのだと思う。だから単体での知識は生きていない、死んだリンクとなって存在してしまう。

 

そうしたことを避けるために自分自身がどのように感じたか手がかりを残す意味であちこちリンクを張り巡らせている。読んだときに感じたあちこちへの知識のリンクを残したいからだ。他の知識へのリンクを作る力、それこそが自分の知性や個性、体験の総集だと思うからだ。たった一つの風景を見るだけでも思い起こすものは個人個人違っている。そして思い起こす量、つながる量もまったく異なる。

 

こうしてつながる知識で一つリンクを示すと、トランプと回転ずしの関係だ。トランプの扇形をみて回転ずしのカーブを曲がる形態を思いついたという人がいる。ただトランプをやっている光景でも新しく知識とのリンクを獲得できたというわけだ。そういった発見、新しいリンクとのつながり、意外な知識と知識との共通点に人間は喜んだり驚いたり発明したりするのだと思う。

 

ブログ名の由来

要するに今、自分が何かを獲得して得た知識から新しく知識を結び付けなおす、そして記録する作業そのものを、書き留めておきたい。そして未来の自分に提示したい。そういう想いがあって、このブログのタイトルを「自分の名前+日記帳」にしたわけだ。

 

まあ大御所ブロガーのphaさんの影響を受けているというのもあるのだけれど。もともとはてなブログのデフォルトは「ユーザ名+日記」だったらしい。今でもそのデフォルトを貫いているんだとか。

 

でもかやのみの日記だとひらがなが多すぎる。名前の区切りがわかりづらい。だから、かやのみ日記帳という形にした。日記帳と書いてみると製本されているようなイメージがある気がする。かやのみ日記だとあまりにも私物感がして読者がかやのみの日常を覗き見てるようになってしまう気がした。それではちょっと意味が違う。

 

これは自分の思考記録帳としての扱いなわけだ。これは自分がどのような知識・性格なのかを記録している。自分がこのように新しい知識と結び合わせました、感じましたという記録だ。そういう記録の集積である。

 

kayanomi.hatenablog.com

この文章から勘のいい人はわかるかもしれないが、結局これもまたlainの影響なのだ。自分の人生を変えてしまった影響がここにもある。自分がどう感じたかという記録を積み重ねれば積み重ねるほど、そこに「かやのみ」という人間のイメージが生まれるわけだ。ただ何もリンクもない、方向性も持たない知識の集積だけでは人間というイメージがつかない。ただのbotに過ぎないと今の人間は感じてしまうだろう。

 

それらとの違い、人間らしさを出す工夫のようなものが、新しく関連するリンクや感想を提示すること。自分の過去の体験を組み合わせること。そうすると読んだ人に共感が生まれる。そうしてイメージが形成されるのではないか。

…まあそんなことを考えていたりする。そろそろAIとの差別化も意識しなければブログをやってられない時代かもしれない。業者やSEO対策などに躍起になってbotやAIが発達するなかで、人間らしいブログを目指してみようかとも思っていたりする。

 

ともかくブログの過去記事のリライトやスタイルの変更などは行わないつもりである。あくまで日記帳なのだから。そして日記帳だからこそ毎日更新しようと思っている。