良いエントリを見て
うつっぽいな~と気付くことが大切なんだと思っている。うつになってからは抜け出しにくい。疲れがたまっているせいで、新しい行動をするのにも疲れてしまうからだ。だからうつになりかけている段階でまずは休むこと、そして休んだ後に今後の行く先を変えたほうが良いと思う。
うつっぽい状態というか疲労がたまっている状態で更にストレスを受けると二倍のダメージをうけてしまうと書かれている。そこから回復をしようとしても通常時の二倍は休まないと戻れない。だからとにかく早めに休むこと、疲れがあまりにも溜まっているならば、通常時の二倍~三倍休まなければならないと思わなくてはならない。
一見大丈夫に見えても大丈夫じゃなくなっていくよねと言う。 pic.twitter.com/nnHVNgl2Z8
— 鳳りょう (@ryou_shibasuki) 2017年6月13日
このツイートもかなり注目を集めていたけれど、上記の元自衛隊メンタル教員さんが言っている「二倍ゾーン・三倍ゾーン」理論そのものだと思う。人は疲労している時に受けるダメージを健康的な時の状態と比較しがちだ。元気だったころはまだまだやれていたのに、こんなんじゃだめだ。そんな風に責めがちだが、自分が今二倍ゾーン、三倍ゾーンにいると自覚することで早めに逃げることができるといいと思う。
自分の疲れている度合いを測って緊急避難する
自分がどれくらい疲れているのかというのを客観的に測ってこれはやばいぞ、というのがわかるといい。もちろん測ってヤバイことがわかったならすぐに避難できる方法がなければ意味がない。ヤバイとわかったら明確に逃げる手段を平時からきちんと整備することだ。
要は自分用の緊急避難マニュアルを作ること。例えば大きな災害があったときにどのように対処するかを考えてみる。一番まずいのは災害が起きても何も対策出来ず、状況が悪化していくのをただ神に祈ってやりすごそうとすること。
その次にまだよいのは災害の状況を把握できること。正しい情報を得ることができ、どの程度ヤバいのかを理解できることだ。しかしこの段階でヤバイとわかっていても避難できなきゃ意味がない。非常食なんかを用意しててもいざ取り出せないとか賞味期限切れとか。
一番良いのは避難訓練なんかも実施しておいて、平時から非常食の位置確認なども怠らず、そのうえでどのように行動するかを決めておいてその通り自分でうだうだ考えず実行すること。家の物の保護とかそういったことは事前に判断を済ませておく。
高いレベルのストレスがかかり続けている時、自分の体がどのくらいヤバいのかサインを見つけること、そのうえで平時に決めておいた避難を実施すること。例えば休暇をとったり、医者に掛かってみたり。仕事なら辞めるというのもやむ無しだろう。きちんと平時から辞める方法、貯金残額、非常時に誰かに頼る方法なども探っておいて損はないはずだ。いわゆる避難訓練と非常袋の準備という感じだ。そうでなきゃ、冷静じゃない時の思考で正しく逃げることなんかできないのだから。
おわりに
うつっぽいときにはどうすればいいのか、というのは自分の場合は休む、自分の気持ちをゆっくり書いてみる、昔ハマっていたゲームやアニメ、漫画の世界に浸るなどをやっている。
けれども軽度のうつっぽいときに一番効くのは笑いだなあとしみじみ思う。バカバカしさや驚くほどの快活さに心が上向きに引っ張られる気がする。自分の抱えてる問題がちっぽけだと思えるようになるのは、自分の心がずっと上のほうへと引っ張られた時だと思うのだ。