かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

魅惑のダンスとびっくりするほどユートピア。変な笑いで元気になるものとムーブメントについて。

 

なぜか元気が出るダンス

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この動画がすごく好きだ。このダンスの間の抜けた感じと謎のほのぼの感、そしてリズミカルさ。簡単な動きなんだけどどこか癖になるような動き。次々感染するかのような場面展開…。ダークソウルを題材にしているけれど元のダークさが微塵も残っていなくてことさらシュールである。

 

この動きを真似するとすごい楽しくなる。音楽をかけながらだと更にサイコーだ。疲れている時に無駄にダンスを決めると空元気が湧いてくるし、なにかシュールな笑いがこみあげてくる。

 

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こういった奇妙な(?)運動で謎の元気が湧いてくるやつの元祖はびっくりするほどユートピアだと思う。バカになってバカっぽく無駄に激しくやってると、すごーくアホらしくなって笑えて来て少し元気が湧くという感じ。もしくは、はっぱ隊のYATTA!だろうか。

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なんでもないことでもYATTA!のポーズをとりながら元気よくノリノリで歌っていると元気は出てくる。それはきっとダンスの力ではないだろうか。というかポーズの力でもある。

 

ポーズの力について

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TEDの動画でもあるが、人間は力があるようなポーズを二分間とるだけで脳内の化学物質やら何やらが分泌されて実際に力が湧いてくるそうだ。だから面接前には自信たっぷりのポーズをすることで本当に自信満々に振舞うことができるようになるということ。逆に背筋を丸めて、落ち着きなく、狭い町スペースで自分の書いた履歴書を読み込んでいたりすると自信を無くしてしまうことにつながりかねない。

 

だから自信があるから、自信をつけてから力強いポーズを自然にとるのではなく、自身が欲しいときに力強いポーズやリラックスするポーズをとることで実際に生体反応としてその通りの結果が出せるということだ。だから、元気がないときや活力がないときはYATTA!のポーズや最初の謎ダンスを行うことで実際に元気が湧いてくる…というのはとてもあり得ることなのだ。

 

東日本大震災などでもラジオ体操が大きな意味を持っていた。つらい気分の時でもある程度決まりきった、それこそ子供のころから慣れ親しんだ目をつぶってもできるような運動が良い効果をもたらす。ただただふさぎ込むよりも、決まりきった運動でもいいからやってみることで実際に気分が良くなるというのは人間の生理的な正常な反応なのだと思う。

 

ムーブメントについても少し

ちなみに上記の動画は元ネタがある。サムネイルからすごく強烈な印象の不思議な動画だ。なぜか海外で奇妙な人気を博していたらしい。

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結構印象的で、最初は一人の男性が不思議な踊りをしつつジョギングをしているのだけれど、仲間を引き連れてジョギングをしていく。最終的に仲間は三人になってたのしそーに通りを進んでいく…。Take on meと不思議とあっていてよい。

 

これを見るとTEDの有名な3分弱の動画を思い出す。いたるところで紹介されているから一度は見たことがあるかもしれない。ムーブメント、流行などはどうやって起きるかという解説である。

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最初は一人の勇気ある人間が奇妙なふるまいをする。この動画で描かれているのは奇妙な踊りである。みなからバカにされるが、しばらくたつと協力者が現れる。最初の協力者だ。そしてこの協力者はさらに友人を呼んだりする…。この協力者が”一人のバカ”を”リーダー”に変えたのですという説明は笑える。

 

そして三人目が現れた時、それは二人ではない…。集団となるという解説。これこそが運動の最小単位、ムーブメントが起こる瞬間だという。そこから仲間は勢いよく集まっていく。そこで面白い解説が、集まってきた仲間たちはリーダではなく、最初のパートナーたちを真似るという。なんだか小さなベンチャー企業にも当てはまりそうで面白い理論だ。創業者そのものよりも、そこに集まった仲間たちに引き寄せられて新しい人々が集まるというのは正しい気がする…。

 

ともあれ上記の原点となる動画から多く派生していき、そしてムーブメントになる…。現在のネットも同じだろうか。はてなブックマークは5つからバズするとかなんとか。ツイッターなどのSNSもそういった機能がある。同じように動画の再生数も似たようなものかもしれない。誰かがシェアすることで大きなムーブメントとなるのかもしれない。

 

おわりに

 ちなみに知ったきっかけが更に派生した動画作品というわけです。見てると元気になる動画が増えるのはいいものだ。

 

まあ記事を書いていて思うけれど笑いとか面白さというのは真面目に考察するほどその笑いを殺しかねないという…。けれども健康という観点からなど違ったところから切り口を作ってあげることで考えるというのはそれもまた面白いものだと思う。自分にとってのストレス発散法というか、歌ってみたり踊ってみたり。そういったものは単純だけど効果があって良いものだと思う。バカバカしいことも時にはとても役立つはずだ。