かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

鬱っぽいときは笑ったり、キャラクターから力を借りる

 

うつっぽいと思ったら

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うつっぽいというのは気分が沈みがちだったり、やる気が出なかったり、もしくは過去の自分のミスとか上の人から怒られたことを思い出している時なんかだと思う。体から元気が全て無くなってしまったような、自分を動かすものがすっかりないと感じている状態。

 

ここから重度になると本気で一日中泣いたり、布団の中に沈み込んで外に出なかったり…となってしまうけど、そうなったらとにかくお医者さんにかかったほうがいい。重度の鬱の場合は専門家の助けが必要だ。自力より他力。十分頑張った結果起きている症状だと思うので、そこからさらに自分で頑張ることは不可能だからだ。

 

そこまではいかないにしろ、なんとなく沈んだり気分転換がうまくいかなかったり、なんで生きてるのかな、死にたいなーとちょっと考えちゃったりしている時でも悪化しそうだったり、つらい状況が続きそうならやっぱり相談してみるのも悪くはないと思う。

 

キャラクターの言葉で性格を乗り越える

さて、これだけだとすぐに記事が終わってしまうので、うつっぽい気分が重度化しないように心掛けるといいかもしれないことなどを書いてみたいと思う。うつっぽい気分になる原因というのは環境のせいだったり、自分の性格によるものがある。

 

 そういったものを乗り越えさせてくれるものがキャラクターの台詞だと思っている。キャラクターの印象的な台詞というのは頭に残りやすく、そして使い勝手がいいことが多い。それにその場面やキャラクターの表情や気分までも想像することができる。

 

例えば一人でもくもくとご飯を食べている時なんかには「孤独のグルメ」の台詞を自分の脳内で流し続けてもいい。自分はゴローちゃんなんだ、今日はゴローちゃん気分だぞと思って食べれば意外と楽しくなるものだ。

 

個人的に最近大好きなのが岸辺露伴の「僕は成長している!」である。というかまあ露伴先生の台詞が情熱的かつ狂っている感じでいろいろと素晴らしい。

 

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このセリフをどうでもいいときや失敗した時に流すと大変気分がリフレッシュされる錯覚を味わえる。というか露伴先生のテンションに引きずられて少しだけ気分が持ち直す。もちろん大変ゴキゲンな時も「僕は成長している!」と言えば更に爽快である。

 

失敗した時なんかの精神の立て直しは自力でやろうとするとわりと疲れたりする。自分自身を慰めるのはみんな面倒なことだし、苦労することだ。けれどもマンガやアニメのキャラクターの声を借りれば、それは自分の努力が必要ないため疲弊しなくてすむ。わりとよい手段のように思っている。

 

おわりに

何かとイライラしたり疲れ切っていたり失敗したりすると精神にダメージを受けてなかなか立ち直るのが遅くなってしまったり、いつまでも振り切れなかったりするけれども案外漫画の台詞に励まされたりすることはよくある。それがアニメなどの音声付きだとさらに効果が高い。

 

というのもおそらく人間の無意識なんかはそこまで賢いわけではなく、脳内で響く声、内側の声は自分の声とアニメなどの声とあまり区別はしていないように思う。つまり自分がダメだダメだ…と言い続ければもちろんダメになっていくのは当然だが、逆にアニメの元気の出る台詞を何十回と脳内で流し続ければ同じように元気になるものと思われる。

 

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脳は否定語を理解できない。それは「ピンクの象を想像しないで!」と言われるとまず想像してしまうという簡単な心理テストでわかる。そしてこれもまた非常に面白いが、この文章を読んで想像まで無意識でしてしまう人が大半のはずだ。”想像する/しない”という判断がなかったはずである。

 

つまり脳は通常自分の思考とか判断を即座に行ってしまい、しかも否定語すら読み飛ばしてしまうほどせっかちだ。とすれば自分が脳内でうだうだと自分を責め続けることと元気の出るアニメ台詞を何度もリピートすることは同じように効果がありそうなものである。

 

あまりバカにせずに、自分の元気の出るワードを適度に流したりするだけでもわりとポジティブな効果は生まれるんじゃないかと思う。