かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

自分がブログを書きたくなる時は点と点を結び付けたくなるとき

 

点と線の考え

 今週のお題「私がブログを書きたくなるとき」がとっても素敵だったので書きたいと思う。こういうお題が出るとぜひ書きたくなるし、他の人たちの文章も見たくなる。

 

自分がそもそもブログを書きたいと思ったきっかけはアニメ、映画をみて感動したからである。自分の内側でいろんな点と点が結びついて、新しい考え、感覚が得られたからだ。点というのは過去の自分の体験とか記憶、感情や本で得た知識などを指す。

 

知識は得ただけじゃ点として自分の中に在るだけで、そこからどこかに線を伸ばさなければ活用しにくい。記憶をたどるときは点と点の関連=線を探すのだと思う。発想が豊かな人というのはいろんな点がたくさんの線と繋がっているはずだ。 

 アニメ、映画、小説とか、そういった作品を読みだすと自分の内側に向かってたくさんの刺激が得られる。感受性とかアンテナとかいろんな言い方はあるが、自分の持っているたくさんの点にどれだけ新しい刺激を結びつけられるかだと思う。

 

外側から得られる不確かな刺激を自分の中に取り込むには、きっと自分の内側の点と結びつけて引っ張り、そうして新しく知識の網を構築することが必要だろう。だから新しく得た点をどれだけいろんな点と結び付けられるのか、そして結びつけた結果、自分の考え方は変わると思う。

 

それは自分の考える経路が変化するからだ。新しい点を得ると違ったところを通る線が引けるようになる。そうした重要な変化が得られた時、それを練習のため外側に出したくなる。そうすることで点と点を結びつける線の強度が強くなるのだと思う。

 

これが自分にとってブログを書きたくなる時である。ブログを書くことで自分の思考経路を確認し、さび付いていないか、もしくは新しく繋いでみたりする。この点と点の考えの出典はスティーブ・ジョブズの名スピーチである。

netgeek.biz

未来に先回りして点と点をつなげることはできない。君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。

また、自分の人生で衝撃を受けたserial experiments lain のゲーム構造でもある。データとは何か、記憶とは何か、自分たちが接したり、もしくは読むことで得られるキャラクターとはいったい何者か?それもまた点と点で表せるのではないか。そんな風に感じたからでもある。

kayanomi.hatenablog.com

 

おわりに

 意外と整理してみると誰かに伝えたいという気持ちから書いているわけではないような気もする。わりと珍しいタイプなんだろうか。じゃあ家で日記帳でも書いていればいいじゃないか?と思われるかもしれないが、わりとモチベーションの問題が関係している。

 

自分は当初毎日更新を掲げて実際、毎日更新していた。ネットで一日一記事公開するというのは、なんだか宿題を先生に提出するような気分なのだ。誰にも見てもらえなくても、外に出したというだけでわりと満足し、そのあとで少し冷静に客観的に見ることができる。そういう理由でブログを書いていて、実際うまくいっていた。

 

 

わりとだらけやすい性格で長続きしない人間なのだが、読者がいると思うとちゃんと書かないとな…という気持ちにもなれるので、ブログというのはわりとオススメである。自宅とか布団の中で叫んでもいいんだけれど、ネットに公開するとそれなりに満たされるし、意外と冷静に整理できるようになったりとメリットがあると思う。