質問箱の性質
質問箱(peing)がTwitterで流行っているみたいだ。匿名で気軽に質問を投げれるところがヒットしている様子。作りはかなりシンプルで、匿名で送られたメッセージをTwitterで連携して返信するだけ。この気軽さがよいのだろうか。
なんとなく見ていて思ったのはラジオのはがき職人の難しさみたいなものを少しだけ感じた。質問箱にたくさん質問が来る著名ユーザに拾ってもらうには質問箱ウケしやすい文章を書いて目に留まらなければならない。
ということは真剣に文字だけの勝負だ。PNもないからどうしようもない。誰かが詐称しようと信じられないわけだし、完全に自己満足だがそれがなおさら職人っぽいなと思う。
もちろん有名でなければ気軽に質問できる便利なご意見箱になるのだろうが、潜在的フォロワーの多い人が始めるとその性質は少し変わってくる。そこが妙に面白いサービスだなあと思った。
自分も少し匿名で送ってみたのだけれど、こりゃうけないなというか伝えきれないなと参ってしまった。短い文章で、そして意味のある、質問という形で送るのは自分にとってハードルが高かった。そんなに堅苦しくなる必要はないのかもしれないが、難しい。
ご意見箱(コメント)ではないという点
この質問箱はご意見箱ではないというのも面白い。ご意見箱なら全然流行らなかったのか。たぶんそうだろうなと思う。ご意見箱はレストランだとか役所なんかに置いてあるのをたまに目にするが、”ご意見”というのは生まれにくいのかもしれない。
けれど質問というのは素朴に感じたりわからないことがストレスになるから投げかけやすいのかもしれない。
似たようなものとしてはWeb拍手とかも比較すると面白いかもしれない。日本独特のいいねシステム+ご意見箱、コメント欄提供システムだったと思う。これがtwitterだったりfacebookに流行が移ったあと、質問箱というシステムなどの外部の拡張が生まれるのは面白いかもしれない。
ともかくまだ流行り始めというべき段階だが、なかなか面白い性質を持っている気がする。自分が送る側だけでは見えてこない部分もありそうだ…。
というわけで設置してみました。ご興味があればご自由にお使いください。
追伸:質問頂いたので回答しました。
初質問ありがとうございます。
— かやのみ (@kayanomicha) 2017年12月8日
一番は、はてなブックマークをよく見ていたからです。
また、はてな匿名ダイアリーでも少し書いてました。
後はブログデザインがきれいだったこと、カジュアルすぎなかったこと。 #質問箱 #Peing https://t.co/dugETLmYX3 pic.twitter.com/FeYwlQ4N9q
質問箱から回答することができて画像付きかリンク付きが選べるようです。現在はサーバーが混みあっているのか3回エラーが出てちょっとびっくりしました。4回目で投稿できた…。大人気ですね。
たぶんリンクの場合は質問箱が混んでいると困ってしまうのかも?画像付きだと自分のtwitterが消えない限りは質問を保存できるという感じだろうか。