かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

宝くじはむしろ大安を避けて買ったほうがいい?

 

運がいい人が本当に当たっているのだろうか

このあいだ宝くじ売り場に行列ができていてびっくりしたのを思い出す。宝くじはどうも大安吉日だとかそういった縁起のいい日に買っていく人が多いようだ。

 

自分はわりとひねくれているからまず考えたのは混雑していない日のほうがよいのでは?と思った。まあ宝くじはいつならんでも確率は同じというさっぱりした考えではあるけれど、もう一つは並ぶ時間である。

 

並んでいる時間にも時給とかそういうものが発生してると考えれば無駄じゃないだろうか。まあ行列に並ぶのが楽しければいいけれど。年末の楽しみということで過ごせている人はまあそれだけで得しているとは思う。

 

もう一つは宝くじは当たると不幸になるというもう一つの迷信である。宝くじに巨額当選すると人生のバランスを崩すというのはよく言われる都市伝説だ。まあ当たる人もすくないので普遍的なものではないと思うが、果たして宝くじに当たった人は本当に幸福だったのか。そして大安吉日にふさわしい”福”だったのだろうか。

 

そんな風に思うとむしろ運が悪い日に買ったほうが当たりやすくなるんじゃないだろうか。宝くじに当たると運を使い果たしてしまうとも言われるので、逆に運が悪い日に運悪く当たったほうが実はいいのかもしれない。時間も節約できる。

 

おわりに

宝くじについてちょっと違うけど関連して思い出したのはスティーヴン・ホーキング博士の逸話だ。

他の科学者と賭けをし、「はくちょう座X-1にブラックホールは含まれない」「ヒッグス粒子は発見できない」など、自説にとって望まれない方に賭けることがある。これは彼流の“保険”で、自分が望まない結果が出ても賭けには勝ったという慰めを得るためであるという[10]。なお先述の2つの賭けについてホーキングは負けを認め、掛け金を支払っている[10][11]

スティーヴン・ホーキング - Wikipedia

あえて自分の説を否定するほうに賭けるという主義らしいが、幸福にも(?)はずれて負けているようだ。ここらへんはなんだか科学者らしさと人間らしさが入り混じっていて面白いなと思う。運とはまた違ったものだが、科学者としての意地も感じる。

 

自分が宝くじを買わないのは自分の人生のバランスを崩したくないという気持ちがあるからだ。お金には容易に振り回されてしまいがちだから、自分の手に余る金は管理しきれない。

 

それを他人に強要する気はないし、素直に祝福したりまったく止めはしないけれど、自分はそういった楽しみ方よりも気軽に妄想して楽しむくらいでちょうどよいのだ。またはブログのネタにするくらいである。