かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

調子が悪いときはそばとそば湯がうまい

 

調子が悪いときの楽しみ

調子が悪いなあと感じるときはそばが食べたくなる。うどんのほうが消化がいいのかわからないけど、ともかくとして好きだからそばが食べたくなる。ものすごく調子が悪いときは暖かいかけそば、まあまあ調子が悪いときはざるそばを食べる。

 

特に好きなのはのりとゴマとネギの風味が健康にいいんじゃないかと思って食べている瞬間である。そんなちょびっとで健康にいいも悪いもないとは思うが、なんだか健康そうな風味があるから好きだ。病は気からというし、好きなものを味わっているという気分で快復に向かってくれないかと期待したりする。

 

またざるそばには楽しみがある。そば湯だ。そば湯がおいしいとなんだか嬉しくなる。が…あんまりそば湯をどう楽しんだらいいかは毎回迷ってしまう。自分はそば湯を生で飲んでもおいしいなあと感じる大雑把な人間である。これがマナー違反なのか悩むところだ。

 

そば湯は一般につゆに入れて楽しむと思うけれど、塩分とかを気にしちゃってなかなか複雑な気分になる。が、いれればやっぱりおいしい。風味が豊かでゆっくりと味わいたくなる…が、もとは濃いつゆだから全部飲むのはなかなかためらわれる。

 

 

ちょっとそば湯の飲み方について調べていたらいい表現があった。

先ほど温度の話をしましたが、注ぐ量も変化をつけると面白い違いがわかります。つゆを蕎麦湯で割ると、醤油が主体である“かえし”の塩分が薄まって、厚い削り節でとった“だし”の旨味と香りが立ってきます。

蕎麦湯を少なめにして、「おいしく飲める濃さ」もいいですが、多めに入れて「ちょっと薄味かな?」くらいだと、醤油に隠れていただしの強さが顔をのぞかせます。「お、この店は鰹節をケチってないね」なんてことがわかるのも、蕎麦湯で割る楽しみです。

なぜ、蕎麦の後に「蕎麦湯」を飲むのか|食の安全|PRESIDENT Online

ああ、いい表現だなあと思う。書いた人は本当にそば湯が大好きに違いない。割り方についてとやかく言わず、全部楽しもうという心意気がある。好きなものに心を広くして楽しむ人というのは書く文章も見ていてスッときれいで心が躍る。

 

そばというのは駅に立ち食いそばなんてあるくらい、なんだかせっかちなんだかファーストフードなんだかわからないけど、たまにホッと一息くれるものでもある。そういうところも含めてあー自分ってそばがすごく好きだなあ、そばが好きっていいよねえと思ったりする。やっぱりそばは奥深い。