かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

言わないことは自分だけの忘れるべき勲章

 

人は成果を自慢してしまう動物である。自分の成果を自慢するのは大変に気持ちいいし、それだけ自分が認められている、社会的に生きていることを実感できるからかもしれない。普段人間が多くて埋もれてばかりならなおさらだ。

 

それでも自分の成果を黙って何も言わずにいられるのはすごい。さらっと気づかれずに気遣いできればなお素晴らしい。これは仕事レベルの話じゃなくて、例えばそっと人が困っていそうなところで少しだけ気遣いする、そんな感じのことだ。

 

こういうことをいちいち覚えず忘れることが徳になるような気がする。覚えていて悪いことして相殺だとか貯金だとかを考えなくて済むからだ。それにたくさんの貯金をするくせがついていればそれが当たり前になる。貯金なんか大したことないと言わんばかりに。そこまで到達するのはなかなか難しそうだ。