かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

自分にとってのいい文章の条件

 

いい文章というのは、たくさん頭のいい言葉を使うことじゃないと思う。

語彙があれば様々な文章のアレンジができる。

でも本当にその言葉を知らなければ書けない情景や状況はあるだろうか。

あまりそうは思わない。たくさん語彙があれば、説明する手間が減るのだろう。

でも、ちゃんと伝えようとするなら説明はよりていねいに、長くなる。

 

いい文章というのは、自分の気持ちに対してどれだけ真摯に向き合えたか?だと思う。

自分の書きたいという気持ち、感じた心。事象に対する想い。

それを深く深く知って、なんとか表現しようと何度も間違えながら試みる。

それでも伝わらないとわかっていながら、諦めずに続ける。

 

そうじゃない文章は、自分の気持ちもはっきりとわかっていないことになる。

必然的に、どこに向かうかわからない文章になりがちだ。

たとえ頭のいい構成、単語で構成されていても良くない。

 

プロでもアマチュアでも、自分の気持ちにどれだけ向き合えたか?

それが一番、誰かに向けてなにかを書くときに大事なことだと思っている。