かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

自分の初めて楽しんだと思えるゲームはセガサターンのナイツ

 

ただ自分で動かすだけで楽しいときがある

今週のお題「ゲームの思い出」ということで書いてみる。
このブログでは幾度となくゲームの思い出を書いているが、一番の思い出はなにか。

NiGHT(ナイツ) サタコレシリーズ

NiGHT(ナイツ) サタコレシリーズ

  

おそらく一番のゲームの思い出はセガサターンのナイツだと思う。
なぜか。それはゲームを知らない自分が初めて楽しんだ!と思えたゲームだからだ。
ただしまったく”ゲームとして”遊んだとは言えなかった。

ナイツは衝撃的な出会いで、自分にとって初めて3Dで動かせるゲームだった。
父親が買ってきて飽きて倉庫に入れられていたものを暇つぶしに起動した。
当時の自分は英語なんか読めず、そもそも説明書もどこにあるかもわからなかった。
だからゲームが始まってもなにがどうなっているのか一切わからない。


それでも楽しいと思えたのはキャラクターが空を自由に飛び回っているからだ!
3Dの綺麗な背景とキラキラとしてリングを通るたびに輝く音!
なんの目的もなくただ同じところをグルグル回るだけだった。それでも楽しかった。
そもそも操作すら難しかったが、動いているのを見るだけで満足だった。


今でもナイツはどんなゲームなのか知らない。
でもあの不思議な思い出は残っている。
ゲームを初めてやる人に、たぶんゲームを上手く遊ぶとかクリアするなんて関係ない。
ただきれいで、音が爽やかで、自分で自由に動ける。
それだけで未知の素晴らしい体験なのだ。

うまくできなくても自分なりの思い出を作れたら、それはいいゲームだと思う。
自分にとってそれはナイツだった。いい思い出だ。