かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

VRChatをやる前に感じていた疑問について、自分の得た答えを書いていく

 

はじめに

実はVRChatをほんの少し前からやっていて、総プレイ時間が90時間を超えた。

まだまだ未熟だが、これも貴重な意見だという後押しもあったので書くことにした。

かつて疑問に思っていたことに対し、自分の得た答えを書こうと思う。

 

書くことには悩みがあった。というのも進化があまりに早すぎる。

イベントが発生しすぎる。衝撃的な出来事やニュースがありすぎる。

書いていっても、下書きを作ってもすぐに常識が変わっていく。

 

本当は100、1000時間やるまで書く資格がないんじゃないだろうかと思っていた。

が、いつまでも書けなくなるというのも事実。

この記事もすぐに風化するだろう。

 

下書きを前から書いていたが、AbemaPrimeでVRChat特集などが発生してしまった。

ついにメディア露出も始まった。カスタムキャストも勢いがある。

大変なことになっているが、ひとまず基本的なことからやっていこう。

 

一つお断りしておくが、必ずしも初心者向けではない。

自分の感じた、どこにもあまり書いていなさそうなことを書いている。

しっかりとしたものはVRChatのWikiを見てほしい。

vrchatjp.playing.wiki

PCはどれくらいのが必要?

VRでやらないならそこまで必要ではない。

 

昔Fallout3が流行った頃にどうしてもノートPCでやりたかった時期があった。

古いノートPCでcore i3だったが、画面をすっごい小さくしてなんとかやった。

 

VRChatも画面サイズを変え、品質を落とせばできないこともない。

すごいちっちゃい画面だがそれなりにかわいさはわかる。

でもまあ3世代ぐらい前のゲームの気分を味わうし、やっぱり重い。

けれども交流はできるので最低限味わえる。

 

VRでやる場合はGTX 1060ぐらいが最低ラインらしい。

Windows MR機器と組み合わせてやっている人も多いようだ。

 

ともあれ、品質を落とせばノートでもやれないこともない。

 

VRCHATにVR機器は必須か?

今でも必須ではないと思う。デスクトップモードでもまったく問題なく楽しめる。

フレンドさんも楽しんでいたし、自分らしく楽しむことが大事。

 

VRを使わなくてもVRChatの空気はわかる。

それはその人が操作していることが、ほんのささやかな動きでわかるからだ。

通常のゲームでは棒立ちだったり、決められた呼吸リズムがある。

ところがVRChatではVRの場合、全てが自分の動きにシンクロする。

ふと首に手を回したり頭をかいたり。そういった無駄な動きがリアルさを感じさせる。

プレイヤーに演出しない、意図しない動き。無駄だからこそという面白さがある。

 

たまに話していると自然と首をこちらに向けてくれる。

アイトラッキング付きだとさらに自然に感じる。

全身を横たえてだらけながら、目だけこっちを向いているなんてことも。

こうしたものはVR機器がなくても感じられる。

 

だからデスクトップモードで遊ぶのも全然問題ないと思う。

自分にもデスクトップモードのフレンドがいて一緒に気にせず楽しんでいる。

VRじゃない人とは楽しくないなんてことはない。

 

というかVRではできない動きがたまに羨ましくなることもある。

例えばジャンプ&ほふく&回転がワールドで流行ってみんなやりだしたことがある。

これはVRにとってものすごい酔う。

おまけにPCとの接続があるので回転は苦手だ。

また体力も消費しないので無限の行動力に見える。

 

たまにVR、今日はデスクトップと気分を変える人も多い。

個人的にはVRChat飲み会はデスクトップモードの方がとても安全だと思う。

出張の際にもノートPCを持っていき少しでもプレイする人もいるくらいだ。

もちろん、自分も。

 

無言でも問題ない?

個人的にはまったく問題ないと思う。無言であることを引け目に思わなくていい。

まあ無言のすごい人達は欠片も気にしてはいないでしょうが、念の為。

 

上手い人は声に頼らない、話題に頼らない。そんな気がする。

きれいな人にふと目が止まる瞬間が現実でもないだろうか?

 

VRChatでもいっしょだ。きれいな人はきれいだ。

ふときれいなダンスを踊っている人がいると、つい目を奪われる。

ちょっと近づいてみると笑顔で手を振ってもらえる。

近づくといっしょにやる?とばかりに首を傾げてゆっくり教えてくれる。

素晴らしい体験がそこにはある。

 

コミュニケーションは言葉だけじゃない。

それにしゃべれない理由は人それぞれだ。

キャラクターロールである可能性もあるし、マイクがない、故障の可能性もある。

また実はロシア人で日本語が喋れなくて申し訳ないなんてのもあった。

 

しゃべらずとも、人を楽しませてくれたり、優しく見守ってくれる人もいる。

だから無言でもそこにいて構わない。それもまたVRChatの在り方でよいと思う。

色んな人がいるので、それぞれにあった形で楽しんでほしい。

コミュニケーションをお互いに楽しめると最高に良いと思う。

 

ちなみに1619HzやFantasy shukaijoでたまに出没するkurokuro9696さんのパフォーマンスなんかは無言だけれども初心者にとっては素晴らしい体験になると思う。

とてもかわいい。初心者の頃一度パフォーマンスを見て、一段落したらフレンドが送られてきて感激したのを覚えています。ありがとうございました。

twitter.com

初心者でも大丈夫?

たぶん、大丈夫。最近は初心者の館というのができた。

www.vrcworldlist.net

for Beginner で検索するとよいかもしれない。

 

そこでVRC初心者というマークの付いたアバターを着ることができる。

これをつけていると初心者だとわかり、勝手を教えてくれる可能性が高くなる。

ぜひ不安ならばつけてみてほしい。

 

基本的に入るワールドは 1619Hz、Fantasy Shukaijyo がおすすめだ。

日本人が多くいて、だいたいは親切な人がいると思う。

初心者を歓迎したい人たちもいたりする。ようこそVRChatへ。

ちなみに初心者捕捉率が異様に高い…気がする。

 

とはいえたまに異様なアバター鑑賞会になってたりもする。

そういうときは違うワールドや場所にいくのもありだ。

もしくはこんばんはーと一声かけていただけるとよいかもしれない。

 

初心者が話の輪に入れるか心配です。Twitterの友達などがいないとダメですか?

そんなことはないと思う。が不安なら友達がいるほうが楽ではある。

でも全然大丈夫だから心配は無用かと思う。

 

ただ、たまに友達の案内もしくは借りてプレイしている人もいたりする。

プレイヤーが同伴して案内しているのも見る。

とはいえ、たまにだ。自分の見た範囲ではあまり多くはない。

が…羨ましいのは事実。VR機器高いし、やらせてもらえる機会は貴重だ。

 

初めて一人で入ると不安かもしれない。

まずは自分の最初にはいるホームの鏡の前で表情の練習などをおすすめしたい。

手をふる、Emoteを出すという練習をしてみると良いと思う。

難しいかもしれないが、やっておくとコミュニケーション手段が手に入る。

あと、たまに自撮りに夢中になったりする。それもまたVRChatの醍醐味だ。 

 

表情を練習したり動きを練習しておくとコミュニケーションに厚みがでる。

例えばこんばんはと話して手を振る。手を振りかえしてくれる。

笑顔になってみる、近づいてみる、握手する。相手もそれを行う。

そうやって少しずつ距離を縮める。

現実でも似たようなものだ。

 

アカウント名はどうしたらいいと思いますか?

外国人に読まれることを想定するなら文字数は少なめがオススメ。

 

Steamアカウントではなく、VRChat用のアカウントを作ろう。

Twitterアカウント名をいれるとフレンド的に検索が楽だったり。

VRChat用のTwitterアカウントに分けるなら新規で考えたほうがいいかも。

 

この名前の問題、実は結構難しいことが実際にやってみてわかった。

自分のアカウント名はTwitterアカウントと同じくkayanomichaである。

ところがこの名前、読み方が日本人でも正しく読めない極めて悪い例だとわかった。

 

このkayanomichaという名前の読みはkayanomi + cha である。

由来は悲しく、Twitterで取得できなかった為、お茶っぽいchaを付与しただけだ。

が、これは長すぎ、しかも視認性がよくない。

 

なので外国人、日本人問わず kaya さん、 kayano さんと呼ばれてしまう。

これは皆さんが悪いのではなく完全に自分が悪い。

VRChatは国際的なサービスなので英語を基準にした読みやすい名前のほうがよい…。

 

が、あとで名前を変更できるらしく公式にメールを投げると良いらしい。

自分の場合は…しばらく悪い例のネタとしてこのままで行こうと思う。

改名するなら kaya [かやのみ] にでもしたい。

で、ステータスメッセージに@kayanomicha と書いておくのが良いだろう。

日本語、英語表記で対応するのも良いと思う。

 

ちなみにステータスメッセージはSocialの左上の隅っこに編集が存在する。

キーボードを使いコピー&ペーストの活用で日本語も打てるとか打てないとか。

 

VRChatでは自作アバターじゃないといけない?

そんなことはないと思うので、ご安心を。

 

大抵の人はそこまで頑張れるわけじゃない。

それを恥ずかしいとか義務だとか思わなくていい。

楽しく遊ぶこと、自分が楽しむことを大切に。自分を縛らずに。

 

現実で自分の外見にどれくらい気合を入れますか?

服装にかなりの値段をかけますか?コスプレしますか?

普通はそんなに気合もないし、コスプレもしないでしょう。

 

VRChatでも自然に過ごしていいと思います。

もちろん、たまには気分で作ってもいい。

イベントなどのためにコスプレするのは現実でもよくあることです。

 

なによりも自分の好きな姿でいればいいのです。 

 

でも個性、オリジナリティがないと友達増えないんじゃ…

そもそも個性やオリジナリティってなんだろう?

 

デフォルトや素材そのままなアバターを変えたいという気持ちはわかる。

ただ個人的には同じアバターでも個性はにじみでるなあ、と思う。

自分の好きな言葉に「個性とは自然とにじみ出る、消せないもの」というのがある。

どうしてもその人が、そうあってしまうもの。

 

個性とは突き抜けた外見だとか周りに埋没しない強烈なもの、だけではないはず。

同じスーツを着ていても、同じ髪型、同じ顔をしていても違う。

話し方、抑揚、健康度、くせ、興味関心、家族構成、好きなもの。

探してみれば一致しているのは外見だけなんてことは多い。

 

逆に言えば個性を完全に消し、自己を消すというのは並大抵の技術ではない。

極めると仏教とか茶道とか盆栽とか枯山水とかそういう侘び寂びに。

自然に過ごすだけで人となりはわかるものだと思う。

たぶん、あなたは思ってるよりあなたらしい。ご安心を。

 

でもいつかは自分で作りたいです!

その心意気やよし。でもまずは簡単なところからがオススメ。

Unityだけで完結できるととても楽ですよ。色を変えるだけでもいい。

 

最初はスモールステップで始めるのがもっとも良いと思う。

ちょっとした無料配布の小物をつけるだけでも個性になると思う。

それを選んで組み合わせる。それもまた自分の判断と決定だから。

いきなりアバターを!と思っても挫折する可能性大です。

 

現実においても制服で過ごす学校ですら、鞄に小物をつけて差別化したり。

むしろさりげないアピールこそが粋だったりしないでしょうか。

もしくはデフォルトこそが至高というのもまた良い。

海外圏ではModを入れずにプレイすることをバニラというが、バニラアバターもよし。

 

アバターだけが自分を主張するものではないと思う。

それは現実でも一緒だ。外見だけで判断してはいけない。

VRという視覚がものをいう媒体だからこそ、外見に気を使ってしまうのか。

それはそれでちょっと皮肉かもしれない。

 

ひとまずメロンパンなど食べ物を持ってみてはいかがでしょう?

booth.pm

たべものは相手に与えることができ、とても平和的で人気です。

 

アバターって買ったほうがいいの?

必須ではないのでご無理なさらず。最初は無料からでも全然OK。

 

おそらく有名なアバターはどこのワールドでもわりと見かけます。
キッシュちゃん、シャーロちゃん、フェンサーちゃん、クレリックちゃんは大人気。
改変も盛んなので一瞬気づかないこともあります。


ちなみに自分はVRChat二日目にキッシュちゃんに出会い、相当な衝撃を受けました。
さらに売っているという話を聞いて大ショックでした。
こんな可愛い子が売ってる…?うそでしょ…?


また愛好家同士、日々情報交換と技術向上がなされているようです。
キッシュちゃんにおいてはなぜかしっぽでハートを作るしっぽMoveを作ったり。
集会などでモデルへの愛を確かめ、さらなる表現を発掘しているご様子。
なので購入すると、そういった情報をもとに進化できる可能性もあります。

ちなみに#しっぽmoveで検索できます。 

 

とりあえず動いているものを見るのが一番です。
ご購入前にPublicなワールドを巡ってどこかにいないか探してみるのも手です。
まあほぼ、誰かしらいるのでちょっとチラチラ見ちゃいましょう。

場合によっては間近でかわいい動きが見れるかもしれません。
もしくは正直に買いたいのでよく見ていいですか?といってみましょう。
その場合にめちゃめちゃ推されても責任は負いかねます。

ちなみに自分もこの間はじめて有料アバター買いました。咲楽ちゃんです。
ジト目がとてもキュートです。パーカーOn/Off機能付き。とても大満足です。

お値段2500円。とてもありがたい…。

booth.pm

色を変える技術がないのでそのまんま使っています。が、満足。
気になるものはBOOTHで探してみましょう。

また#VRChat でTwitterで流れるスクリーンショットを見るのもありです。

無料でおすすめのものは?

たまこちゃんは結構人気だと思います、個人的に。

ぜひTwitterも見てキャラクターの愛らしさを堪能するのもありかと。
自分はVRChatを始める前から知っていた。
なのでたくさんたまこちゃんがいてほっこり幸せでした。

twitter.com


コーヒーをご購入したりBOOTHで募金するのもよろしいかと思います。
とてもかわいいです。


ちっちゃい系アバターは非常に愛され、なでられやすく輪に入りやすいという特徴が。
ぜひおすすめしたいポイントです。ちなみに自分もアップロードしています。


会話に入れないときは適当になでてもらっていればそれなりに満足できる。
と互いにとってWinWinなアバターとも言えます。かわいい。

capettiya.booth.pm

ちなみにどっちかというとたまこちゃんよりモカちゃんのほうが好みです。
ジト目かわいい。いやでもどっちも本当にかわいい。

 

余談ですが先日、お誕生日だったようです!ハッピーバースデーたまこちゃん!

 

ワールドもあります!多摩ワールドコーヒー!
最高ですね。一度聖地巡礼にいかねば…

 

おわりに

さて、これで6700文字である。相当な量を書いた。

が、実は下書きでは16000文字は軽く超えてしまっていた。

これを清書するのは難しく、またいくらか厳しいことも難しいことも書いていた。

 

今回は初回ということで明るめに書き綴った。

今後はもっと深い話を書こうと思う。

なにか質問や書いてほしいネタがあればTwitterのDMとか質問箱、コメント、

そしてVRChatで聞いてみてほしい。