漠然と書き始めて、自分自身が書きたいと思っているメインのことを掘り当てる。
はじめからゴールがわかりながら書けることのほうが少ない。
たくさんの小さな単語、ネタ、感情、想いを集めて書く。
そうして出てきたものをまとめたりすると、新しいものが生まれたりする。
たくさんの連鎖が起きる。これがきっと推敲だろうと思う。
逆に推敲しないで一発で書くというのは無理なことだ。
ある意味で練習しないで本番に臨むようなものに近いと思う。
試すこと、いっぱい手札を揃えて、自分の最善をつくすこと。
大きな戦略にはなるべくたくさんの手段が必要になる。
自分の手元になにもなければ、とれる選択肢は少なくなる。
文章を書くときも同じで、なるべく選択肢を広げなければならないと思う。
どんな結末にするのか、展開にするのか。それも選択だ。