贅沢と節約。この2つは対義語のように思える。
贅沢は敵だ。節約が大事。
でも贅沢が節約になっていることもあると思う。
例えば自分で一からなにかを作るよりもお金を払って作うこと。
贅沢とは言わないかもしれない。時間の節約とも言えるのか。
例えば車で何十キロ走って一円安いガソリンスタンドにいく。
よく聞く節約のやりすぎな話だ。これは安いと感じることが大切という話もある。
ということは節約しているという気持ちが大切というわけだ。
謙虚さ、自分がその節約という選択肢を苦労してでもやると。
ある意味でそれは大切なことだと思う。意志の強化につながる。
人間は悩むと疲れる。選択が多かったりすると決断に迷う。
そういうときに自分は節約する人間であるし、多数の決断をしてきた。
そして何十キロのガソリンスタンドにも並んだという実績がある。
そういう人ならいろんな場面で悩まずに節約する選択肢を選べるだろう。
なので無駄ではない。悩まないことも思考の節約だ。
こんなふうに言うと節約する人は喜ぶかもしれない。
ただあまり思考を強化しすぎると柔軟性を失う。罪悪感も感じやすくなる。
例えば友人づきあいで高い買い物につい付き合ってしまうとか。
そういう人は贅沢する人とは付き合わなくなるだろう。
それはそれでいいのかもしれないが。
自分は全然節約というのができていない。というかおそらく損している。
便利な節約術とかお金がいくらかキャッシュバックするとか。
いろんな他社製品とかを比較したりして安く買う方法とか。
そういうことには疎い。調べる気力がない。
なのでこれは思考の節約ということにする。
あれこれ考えず、布団で寝転がる。
これは生産的でない、ぜいたくな時間の使い方だ。
ぜいたくとせつやく。
この2つをやっているなんてちょっと面白くないだろうか。