かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

幸せは幸せのままにしておきたい

 

願望だが、できれば幸せな出来事を不幸なことの穴埋めにはしたくない。

ときおり不幸なことはある。落ち込んで、悲しい気持ちになる。

気分がとてもマイナスで、どうにかゼロ地点に戻したい。

そういうときに幸せが欲しくなる。自分は幸せなんだと確認したくなる。

もしくは不幸じゃないと一瞬でもいいから信じたい。

 

でもできれば、不幸は不幸のまま時間にまかせて自然に回復したい。

その上で幸せは幸せなままで味わいたい。

これは自分の好きじゃないもの、嫌いなものを食べているときに似ている。

苦手なものを好きなものではあまり中和できない。どちらも微妙になる。

ほんの少しは苦手なものが薄らぐが、そのかわり好きなものが犠牲になる。

 

だからほんの少し我慢して、別々にしたいなあと思う。

でも心は弱くて制御があまりできないので、あまりそうもいかない。

願望に過ぎないのかもしれないが、いつかそういうことが身についたらいい。

 

あなたは幸せか?と問われたときに、幸せと不幸を並べて足し引き計算したくない。

幸せな出来事をたくさん並べて、このとおりですと言えたらいい。

不幸だったか?と問われても、さあ覚えておりませんととぼけたいものだ。