かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

言葉で染まる街

 
元号発表は誰もがそわそわしていたと思う。いったいなにになるんだろう?
誰もが予想できず、そして当たった人はほぼいなかったと思う。

令和。

最初はどうなんだろうなと思っていたが、今はすっきりとしていい元号だと思う。
平成のほうがむしろ落ち着きすぎている気がして、令和はしゃっきりしていそうだ。
何度も聞いているとじょじょになじむものだと思った。
 
元号はお昼前に発表されたと思う。そしてお昼に外にでかけたとき、行き交う人々がみな口にしていた。
新しい元号は令和だ。 令和、 令和。
これまでまったく耳にしなかった、不思議な響きの言葉が街の中に飛び交っていた。
どこもかしこも新元号で盛り上がっていた気がする。
街の様子を見て、ああ新しい元号がこうして受け入れられていくんだなと思った。
 
昔テレビ番組の朝の放送で流行っている言葉があると紹介されていたのを思い出す。
実際はまったく流行っていなかった。聞いたことすらなかった言葉だった。
だがどんな言葉だったかは覚えてないが、その日から本当に流行になってしまった。
テレビ報道の力とはこういうものかと驚いたのを思い出す。
 
今ではテレビが圧倒的な力を持つのではなくSNSなどに分散されていると思う。
TwitterのRTの大きいものの話題などでつながっているのかもしれない。
だが知らない人には回ってこないし、Twitterをやっていなければ知ることもない。

だから今回の新元号の影響は最近じゃ見ないほど大きな影響力があった。
国家の一大行事。
その後の街に溢れる新しい言葉を感じることができたのは、本当に幸運だったと思う。
令和の時代がよいものになりますように。