700という数字
700時間、VRChatで過ごした。*1
楽しく過ごせたのは一緒に過ごしてくれたフレンドたちのおかげだ。
VRゲームのプレイ時間として、すごい大きな数字だと思う。
プレイ時間というよりも、過ごしたと書いたほうがしっくりくる。
だって遊んでいたわけじゃなく、電脳空間の中でVRで過ごしていたからだ。
一般にVRをプレイするのは1ヶ月で6時間程度という統計が出ていた。
まあそうだろうなと思う。普通はこんなにVRゲームはやらないだろう。
正直なところ700時間プレイしてまだ引退していないのは、予想外だった。
ここまで続けられるとは思っていなかった。
毎日ログインして、およそ9ヶ月。あっという間だった。
ここから先に書くことは、あまり大した内容じゃないし特別なものはない。
でもそれがある意味異常といえば異常な気がする。
VRという特別なものをやっているのに、どこまでも平穏そのものだからだ。
それくらい、自分にとって日常に溶け込んだ。
VRに関するブログ記事について
VRChatのプレイ記録をいくつか書いたが、少し後悔していることがある。
テンプレートを作っておけばよかった。
100時間目、200時間目、300時間目、500時間目、700時間目。*2
それぞれ書いたが、内容がバラバラだ。
書くポイントを絞ったほうがわかりやすかったと思う。
とはいえ、気ままに書けたので良かった気もする。
そのときに書きたかったことを勢いで書けた。
VR記事として他にも何個か書いた。VRカテゴリーはこちら。
VRChatをプレイして最初の頃は新鮮な驚きばかりだった。
そのせいでうまく書けないことも多かった。
また、見えてる世界が広いようで狭かった。
Publicの世界にいることがVRChatを観察するうえで大事だと思っていた。
でも実際は、そうでもなかった気がする。
ゆっくりと少人数で話したほうが得るものが多かったりする。
プレイ時間
最近のログイン時間は9-11時くらいに落ち着いた。平均2時間と常識的な数字である。
平日も土日も増えたり減ったりせず一定の時間を過ごしている。
短いようにも感じられるが、だらだらせずに満喫できている気もする。
ちょっとばかり名残惜しいぐらいがいい。また明日頑張ろうという気持ちにもなる。
なにより睡眠不足になることが大問題だ。精神状態も悪化するしミスも増える。
疲れ果てて眠いときは楽しみも感動も半減する気がする。
VRChatにおいてプレイ時間が長い人はよくVR睡眠をやるが、自分は全然しない。
というよりできない。VR睡眠はVIVEPROだとなかなか難しい。
VR睡眠にあったグッズ(枕など)が必要だろう。
だが情報が少ない。まだ本格的なVR睡眠の導入は先の話になりそうだ。
700時間でできたこと
2つのワールドをPublicにした。図書室と食堂。学校系のワールドだ。
それぞれ15000人の来場、お気に入りに300人くらい入れてもらえた。*3
かなり大きな数字で本当にありがたい。
食堂ではNot人型集会というイベントに利用された。
ワールドが重くないかなど心配だったが大丈夫だったのだろう。
まだまだわからないこともあるので、もっと学んでいきたい。
個人でまだPublicにしていなかったり、趣味で作ったワールドは20個ほどある。
徐々に製作スピードとか学びを活かせるようになってきて楽しい。
わくわくする。
どうやら自分はかわいいアバターよりも世界を作るほうが好きらしい。
気がつくと2-3時間位ぶっつづけでやってもまったく飽きない。
VRで本物のように感じられることが大変楽しく、モチベーションになっている。
もちろん友人や多くの人がゆっくり過ごす場面を想像すると嬉しくなる。
本当に楽しくて自制心を持って時間を使いすぎないように気を使うほどだ。
プレイスタイル
500時間から変化はほとんどない。居心地のいい場所を見つけられた。
集会に出たりTwitterでつぶやかなくても、組織に属さなくても大丈夫。
人に忘れられない安心感があるから、のんびり過ごせる。
だから感謝したい。
Joinして「こんばんは」とか名前を呼んでもらえるのは本当に嬉しい。
いつもありがとう。毎回感謝を伝えると大げさだと思われるので、ここに書いておく。本当はとってもうれしいです。
以前はTwitter上で話題になっている有名人に会いたいなと思っていた。
今はあまりそういう気持ちにならなくなった。
自分のフレンドたちだって、最高に素敵なのだ。
アバター
変化しました。わこーさんの吸血鬼アンナちゃんを利用させていただいている。
オレンジ色を基調として、セーター服換装+ケモミミをつけている。好評なようだ。
面白いのは以前より身長が低いということ。
たまに文字を読むのにリアルで背伸びをしたりしている。
身長が変わると見える世界が変わる。
リアルじゃ身長は急激に伸び縮みしない。なので本当に面白い体験だと思う。
あと、自撮りがうまくなってしまった…。撮るのが楽しいと認めざるを得ない。
みな競うようにTwitterで画像を投稿しているので自然と上達していく…。
今後について
OculusQuestが発売になり、好評を博している。
なので今後はQuest対応のワールドも作りたいところだ。
が、Questを買っていないので負荷試験しずらいのが悩みである。
まだテクニックもまとまっていない様子なので、いきなりとりかかるのは無謀か。
アバターや小物作りなどBlenderを使った3Dポリゴンづくりは少し先延ばし。
どうもチュートリアル本を買ったのだが、難しくて放棄したので苦手意識がある。
一方でUnityのライティングとシェーダーに少し手を出し始めた。
個人的には遅くもなく、早くもなくという感じ。
挫折せずにUnityと向き合えてるのはよいことだ。
普通にゲームづくりをしていたらとっくに挫折していたと思う。
VRChatをやりながら少しずつスキルのツリーが伸びていっている気がする。
ゆっくりとした歩みだが、別に趣味なので構わない。楽しくやれている。
これからもちょっとずつ範囲を広げていくつもりだ。焦りもない。
VRChatを敢えてゲーム的に捉えてスキルツリー化するとこんな感じなんでしょうか
— shinapo (@snsnptt) May 2, 2018
スキルポイントは経験やら知識やらかけた時間やらでたまる pic.twitter.com/GhMEcpb0as
Twitterでお見かけしたのだけれど、まさしくこんな感じだ。
みな自然とスキルがなぜか伸びてゆく。