Done is better than perfect
今までゲームについて感想を書くときは全部やりおえてからと決めていた。そのゲームを全部やってからじゃないと、統一された感想にならない。ゲームでも小説でも、波乱万丈、起承転結があるので評価が進捗具合でどんどん変わる。だから冷静に書くなら全部終わったあとがいいだろう。
ただ、最近は積みゲーも増えてしまい、VRChat、Unity、Blender…別なことに時間をとられがちだ。なのでクリアまでにかなり長い期間をかけることが多くなってしまった。このため最初の頃の印象をすぐに忘れてしまったりしている。
なによりクリアしないと!と思っていると余計に積んでしまう。宿題はやらなきゃと思うほど全然できないものだ。えいや!という気合が必要であればあるほど、取り掛かりに時間がかかる。
積みゲーは積んでおけば、積みゲーのままでいい。とりかかると未クリアのやらなきゃいけないものリストに入ってしまう。
ということでちょっとずつプレイすることにして、なおかつプレイ動画もローカルで撮影しておくことにした。配信もする気はなくて、単に自分がどんな感想を言っていたのかを振り返るため。メモをとろうとしてやっていると疲れる。でもプレイ中に独り言を言うのはそんなにつらくない。自動文字起こしなどがあると便利そうだ。そこらへんもちょっと期待している。
本についても同じことをやろうと思っている。だまってじっくり読むのもいいけれど、ときどき独り言を言うのもよさそうだ。メモしながらとか、読んだあとにきっちり感想を書くという気持ちで読むのは結構ハードルが高い。
おわりに
ここまで考えて、なるほどYoutuberの人たちなどがなぜゲーム配信をあんなにたくさんやるのかわかった気がする。一人じゃきっと続かないのだ。だれかが一緒に見てくれる、それがわかっているから続けられる。そういうことなのかもしれない。最後までプレイして完璧にして編集するのはなかなかないのだろう。
自分はかつて卒業論文に対して、一人で全部抱え込まず教授に対して細かく進捗報告せよと書いた。この考えは別に私生活に適用しちゃ駄目なわけがない。終わっていなくても10%進んだことを報告すれば10%分の報告の価値がある。しなきゃゼロだ。
ブログも同じ。ゲームや本の感想も、読み終わるまで書かなきゃ価値はゼロ。途中でもいいから書いたら、それだけ価値があると思えば書けるんじゃないか。一番難しいのは書き続けることだから、書けるならなんでも細かく書いたほうがきっといい。