かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

ローソンの新しいパッケージは個人的に好き

 

ローソンの新しいパッケージが視認性が悪くて駄目という話で炎上している。
こういう炎上ネタはあまり書かないようにしているのだが…

デザインした佐藤オオキさんをNHKのプロフェッショナルで見たことがあって
うわぁこの人すごいなあ、頭いいなあと思ってるので、世の批判がちと悲しい。
なので書きたくなったのだった。

 

あんまり指摘している人が少ない気がしている点が一つある。
それは買ったあとのこと。職場とか学校とかに持ち帰って置いている瞬間。
そういうとき、視認性が高すぎるとダサいんじゃなかろうかと。

どでかく牛乳!って書いてあるものを机に意図せず飾っていることになる。
こういう視点は女性などは特に気にされるんじゃないだろうか。

 

ローソンはコンビニ各社の競争激化の中で、違う路線を狙いたかったんじゃないか。
つまり買う前じゃなくて、買ったあとのインセンティブ
視認性がよいと確かに迷わず買えるのだが、机に置いても恥ずかしくないほうがいい。
おいてあると落ち着くデザインだとか、そういうのを大事にしたんじゃないか。

 

最近のコンビニの商品名はネットカルチャーっぽいのに染まっている気がする。
ネットカルチャーは死語か…SNS映えとかそういうやつだ。
でもそれは視認性重視すぎるし、初見のインパクト、話題性の部分が大きい。
その商品を継続して買ったり、それを毎日机の上に置くのは恥ずかしくないか。

 

まあでかい飲み物とか食べ物系を机の上にずっと置くことはないかもしれない。
けど視認性ばっかりじゃデザインも面白くないってことを狙ったのかもしれない。

 


個人的には好きなんだけどなあ。見ずらいけど。
ローソン的には批判で炎上してるから取り下げるのか。
それともじわじわとメインターゲット層=継続的に購入する人がじわじわ増えたりして狙い通りだったりするんだろうか。
まあ今の段階でローソンにインタビューとかして本当に買ったあとのことを考えたデザインです、とかいうと炎上しそうだし。大変そうだ。

まあ間違って買っちゃうデザインなのはよくない。
全部完璧に統一的なデザインにしちゃったのはなあ…。
色とか形とか似ているけど違うようにデザインして視認性もクリアすべき…
そこまでいくと超人的な仕事になっちゃいそうだ。うーん、デザインは難しい。