少し前はいちごを夕食に食べてたのだが、お値段が少し高くなってしまった。
ほかに良い果物はないかと探すと皮ごと食べるぶどうが目に入った。
ぶどうはもともと好きだけど食べるのが手間だった。だが皮ごと食べれるなら…。
正直抵抗感はあったけど物は試しと買ってみた。
食べてみた感想だけれど…最高によかった。懸念していた皮も薄く、食感も悪くない。
味についてもぶどうそのものでとてもおいしい。
今まで敬遠していたのがもったいないくらいだ。しかも量もたっぷり入って大変お得。
いつの間にやら進化したのか、気になったので調べてみた。
シャインマスカットの記事が面白かった。
もともと海外産のぶどうは皮ごと食べるのが普通らしく、気候的にそういった皮ごと食べれる品種が多かったようだ。だが日本では育てるのが難しく、皮を剥くタイプのぶどうしか育成できなかったようだ。
またぶどうは普通は種があるが、市場で出回ってるものには基本種がない。
これにも人間の工夫があるようだ。
通常、果実はめしべの柱頭に花粉がついて受粉することで子房の中に種子ができ、子房がふくらんで実になります。
ところが、ぶどうは受粉しなくても、房をジベレリン液に浸すことで実を作ることができます。その結果、受粉していないので種なしぶどうができるというわけです。
で、この植物ホルモンの出どころはどうやら稲作の様子。日本人が見つけたとこのサイトには書いてあった。そしてその発端は馬鹿苗病であるらしい。
この馬鹿苗病、サクナ姫ではおなじみのとっても苦しめられる病気である。
どーしても馬鹿苗病は発生してしまう、プレイヤーからすると最も厄介な敵だ。
だがそんな馬鹿苗病もぶどうの種無し化に役立ったというのはなかなかおもしろい。
サクナ姫をやった経験がまさかぶどうとつながるとは、わからないものである。
