かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

議論は気持ちよくなりがちという自省

 

会議でいろいろ話してると、議論て本当に気持ちよくなりがちだなと思う。
大人になってから感情をかっこいい言葉で隠しがちだ。
「〇〇については□□という観点での検討が必要では?」
なんて言ってると気持ちよくなってしまう。

 

冷静に自己分析すると、抜け落ちてる点を指摘できていると思う。
一方で指摘できてる自分かっこいい、全体をきっちり見ておきたい
自分で場をコントロールしたい…そんな気持ちがたくさんある。

 

理性的に、大人として、仕事としてきちんとした言葉遣いをするのはいいと思う。
一方で時に感情に素直になって伝えることも大事だと思う。

「すいません、正直熱くなってました。さっきのは本筋じゃなかったです」
「感情的に受け入れられなくて、つい反対の立場で話してました」

自分で言うのは、まあ自分の羞恥心を犠牲にすればなんとかなる。
一方で他人に対して指摘すると…よろしくない。冷静になりましょう、なんてのもいいづらい。

 

なので姑息な手段をたまに使っている自覚がある。
あえて同じ立場のように発言しつつ、自分で一歩感情を顕にしたことを反省して引く。
するとヒートアップしている人を巻き込んで撤退することができる。

「まあ〇〇さんの言う通り、ちょっとずれ始めていたかも…」
「こういうのはセンシティブな話題だから大多数が感情的になると思う、仕方ない」

やりすぎると茶化すな!とかさらに炎上しがちになったりするし
厄介者扱いされてしまう。塩梅が難しい。信頼をなくすハメにもなる。

 

なんとなくヒートアップしにくいように回していくのが大事だなと思う。
事前にポイントを絞って時間を決めて、優先度つけることを考えて。
判断ポイントを洗い出して…など迷子にならないように整備する。
どこまで議論が進んだかをマッピングするため議事録を投影しながらすすめる。

 

だいたい気持ちよくなりがちだからこそ、それを回避する手段を自覚的に用いて進めないといけない。