昼休み、外に出てベンチに座って木を眺めていた。
木々は緑に生い茂り、夏への準備を整えてるんだなあ…としみじみ思った。
普段は現実の風景よりもゲームの風景を眺めている方が長い。
だから、たまーにゆっくりと現実の木々を見ると美しさに圧倒される。
静かに風が吹いて、葉が揺れるのをみると感動する。
なんてなめらかなのか。影も非常にきれいに出ていて美しい。見ていて飽きない。
いい景色を見つつ、深呼吸をした。そういえば花粉症の季節が終わったのだ。
おかげでゆっくり息ができるってもんである。世の中から許された気分だ。
まだ疫病が収まってないから室内じゃマスクをしてるが、外ならば外しても大丈夫だろう。
しみじみ息がゆっくり吸えるって良いことだなあと思った。
花粉症じゃない人にこの実感はあるまい。ホントに嬉しい。
春は眺めが綺麗ですごく美しいのに、深呼吸はできないのだ。後々ひどい目にあうから。
夏は夏で外にいれたもんじゃない暑さで苦しい。
春と夏の間、それに秋。それが深呼吸に適したいい季節なんだろうなと思う。
今日はいい日だった。