(VRChat: World of Apples By One_Dank_PotAto)
近所のスーパーに行くとどうもオレンジジュースが売れているようだ。
たまたまそのスーパーの入荷量が少ないのか。はたまた、在庫補充や切り替えのタイミングの瞬間をたびたび目撃してしまっているだけなのか。
(いわゆる時計の4:44を見すぎる問題、4:44以外は記憶に残りづらい)
さて、感覚で話すのも嫌だしスーパーを連日見張るのも時間の無駄である。
スーパーの売上を調べることもできないわけで、ネットでいろいろ資料を漁る。
こういうのは図書館か国の報告書を読むのがいいのかもしれないが。
で、日本果汁協会なるものがあり、報告書を読んでみた。
輸入量の多い順は、
①オレンジ果汁 6.16 万㎘(輸入果汁全体の 29%)、
②りんご果汁 5.61万㎘(同 27%)、
③ぶどう果汁 3.09 万㎘(同 15%)(中略)
(中略)
令和2年度事業報告 - 一般社団法人日本果汁協会
(http://www.kaju-kyo.ecnet.jp/MyPage/koukaizyouhou/02zigyouhoukoku.pdf)
これを見る限り、まず輸入額から考えてもりんごよりもオレンジのほうが人気らしい。
で、国内ではどうか。単位はトンなので問題ないと思うが、比較すればやはりみかんのほうが多いように見える。
で、これだけでは決着はたぶんつかないだろう。
問題なのは果汁の割合だ。薄い割合が好まれているなら原料は少なくてもいいはずだ。
つまりりんごが30%のほうが好まれていて、オレンジが100%が好まれているならば3倍の差があってもお互い互角と言えるのではないか。
難しい問題である。果たして本当に好かれている、売れているのはどっちだろうか。
この数字からはわからない。うーん、意外と決着をつけるのは難しそうだ。
大手の飲料会社もきっとオレンジとりんご、どっちが売れているかを書いているところは少ないんじゃなかろうか。決算の情報を見ても酒類がどのくらいの割合を占めているかなどしか出ない。
ただまあ、感覚としてオレンジが売れてそうというのはあながち間違いじゃなさそうだ。おそらくは。ただ、なぜオレンジが選ばれるのかはよくわからない。歴史が長いとも言われているが…なぜだろう。
謎なのだが、ここらへんは業界人しかわからないデータがありそうなので調査はここまでにしようと思う。多少気になったことがわかってよかった。