自分の悪い癖として、自分でなんでもやりたがる、問題解決したがるところがある。
仕事をしていると非常に顕著で、人の意見をまとめたがる。
口を挟んでまとめて、次にやることを整理したがる。
リーダーシップのような動きをしたがるのだ。だが、これはよくない。
もっと人の意見を聞くべきだし、自分の視点で間違っていることを許容すべきだ。
なぜならそれは、意外と間違ってないからである。
経験則でようやく納得できるようになった。
いや、気づけるようになったというべきか。
人は間違いから成長することもあるし、間違っていることに途中で気づくこともある。
間違いの過程から正しい道へと行くこともある。一瞬で結論を出すべきじゃない。
実は自分以外の人がわかっていて、自分がわかってないから間違っていると感じていることもある。
そして、最近になってようやく気づいたことがある。
実は間違った答えをだしているように見えて、本当はわかっているパターンの人もいるってことだ。わざと間違ったり、あやふやな回答、道を外したような回答をする人がいる。
だが、これはテクニックの可能性があるのだ。わざと間違えて議論を活発化させるテクニック。あえてつっこみどころを作って、泳がせる。それは嫌がらせじゃなくて、つっこみによるスキル向上だったり、場を盛り上げる効果を見込んでのことかもしれない。
つまり自分が表面的に間違ってるとか、いい悪いを判断しちゃまずいということだ。
その場で一気にまとめようとするのは危ない。それにもっとできる人たちはたくさんいる。今この場でそういう力が発揮できてないだけ、そういうパターンもある。
常に謙虚であれ。人を侮るべからず。
