かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

音楽は過程

 

面白かったので感想記事を。

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この絵は音楽を示しているらしい。そして、完成した絵自体は”音楽”じゃないっぽい。
というのも音楽は演奏中に価値がある。鳴り終わった後に完成するわけじゃない。
なのでこの絵も結果に価値はなく、描いている最中にこそ価値があったのかもしれない。

 

VRChatで音楽イベントがやたら多くてなんでだろ、と思ってたけどここらへんに答えがあるのかもしれない。

 

ふーむ、ではシェーダーアートはどうだろう?
インタラクティブなアートだ。それらはパウル・クレーにとって”創作”だろうか。

どうなんだろう。音楽に再現性はあるか?うーん。一期一会かもしれないし、録音していれば再現されているとも言える。情報を受け取るだけなら録音で問題ない。

まあなんというか、音楽は最中に意味があり、終わった後には残らないという特性は非常に面白かった。考えてみれば当たり前なのだが、それを絵画にしようとすると限界があるんじゃないかということ。

 

現代ではゆーっくり自動で描画させることもできる。音楽と合わせることもできる。けど、それはそれでたぶんパウル・クレーにとっては風情がないよなあと思ったりもした。