面白かったので感想記事を。
この絵は音楽を示しているらしい。そして、完成した絵自体は”音楽”じゃないっぽい。
というのも音楽は演奏中に価値がある。鳴り終わった後に完成するわけじゃない。
なのでこの絵も結果に価値はなく、描いている最中にこそ価値があったのかもしれない。
VRChatで音楽イベントがやたら多くてなんでだろ、と思ってたけどここらへんに答えがあるのかもしれない。
ふーむ、ではシェーダーアートはどうだろう?
インタラクティブなアートだ。それらはパウル・クレーにとって”創作”だろうか。
前回開催の2019会場から作品をピックアップして動画にしました
— Shader Fes 2021@VRChat (@ShaderFes) 2021年12月10日
他にもたくさん現地でしか見られない作品があります。この機会にぜひご来場ください
そして来週の12/17(金)21:00にはついにShader Fes 2021開場です
珠玉の作品と前回以上にパワーアップしたワールドをお楽しみに#ShaderFes #VRChat pic.twitter.com/sdeYm7I1Xj
どうなんだろう。音楽に再現性はあるか?うーん。一期一会かもしれないし、録音していれば再現されているとも言える。情報を受け取るだけなら録音で問題ない。
まあなんというか、音楽は最中に意味があり、終わった後には残らないという特性は非常に面白かった。考えてみれば当たり前なのだが、それを絵画にしようとすると限界があるんじゃないかということ。
現代ではゆーっくり自動で描画させることもできる。音楽と合わせることもできる。けど、それはそれでたぶんパウル・クレーにとっては風情がないよなあと思ったりもした。