二ヶ月ほどだと思うのだが、全然アバター改変もワールド修正もできなかった。
すごく簡単な作業でアバターの方は既存のうさみみをつけるだけ。
ワールド修正もボタン一個押してアップロードして終了する。
それなのに二ヶ月以上全然できなかった。
やらなかった理由は、やる気が出ないのは仕方ないと諦めていたから。
やる気がないなら、今はやらないでおこう。しょうがないと思った。
やる気がないのはなにか違った重大な問題があると思っていた。
「やらなくてはならない」からやる気が無いのではないか。
だったら時間が解決して気が向いたらやるのでは。そう思って放置していた。
で、つい昨日さくっとやり終えた。時間はそんなにかからなかった。
アバターの方は本当に5分くらい。ワールドの修正も集中してやって1時間くらい。
本当に大したことなかった。二ヶ月間放置した自分はいったいなんだったんだろう。
手を付けられたのは、これは5分でどう考えても終わると強く意識したから。
なんとなく修正でエラーが起きて苦労するのを嫌がっていた。
普通は起きないが、起きたら面倒だ。なんとなく怖い、不安、嫌な気持ち。
曖昧な拒絶感でずっとやらないでいた。逆に新規で作るものは問題なく作っていた。
これは自分の良くないところだと思う。初速はいいんだけどあとが続かない。
新規の開発はぱぱっと雑に作って運用がついてこない。
プログラマーとして致命的だと思う。変更に弱い、拡張性がないということだ。
スピードよりも後から誰でも簡単にルールに則って拡張できたほうがいい。
ともあれTrelloを使ってタスクを細分化してみた。
屋根のコライダが抜けている部分を張り直す(5分)などと書く。
時間の見積もりを書くことで自分にこいつは簡単だぞと意識づけた。
なにより5分でできないタスクは書かない。そんなタスクやる気なくなっちゃうので。
見積もりが間違っていて長くかかっちゃったら反省する。
でも、5分だと思って初めて30分以上作業できたなら正直おいしい。
本当の目的はながーく作業することだからだ。
とはいえ自分を騙すと疲れるので、見積もりは正確に。
やる気が出ないとき、なんとなく作業の山がつらいときに使っていこうと思う。
自分に足りなかったのは5分でできるから、5分だけやろうとしなかったことだと思う。
作業時間の見積もりと分割ができてなかった。
ちょっとずつやる忍耐がなかった。でも5分だけなら頑張ろうと思える。
自分のことをわかっていなかった。
そして、5分でできることを何ヶ月もやれないことは異常だと気づけなかったことだ。
だらだらと待つよりもえいやとやり終えたほうがいい。いい勉強になった。