かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

シャーペン・えんぴつからの卒業。今ではすっかりボールペン。

 

今週のお題「卒業」

ということで、えんぴつ、シャープペンシルからの卒業を書きたいと思います。学校の卒業を思い浮かべますが、私の場合えんぴつ、シャーペンからの卒業もまた感慨深いと感じます。

 

私は高校までずっとえんぴつ、シャーペンを使ってノートに書いていました。もちろん受験時にはボールペンを使えないためでもあります。ボールペンは四色の太い奴で、丸付けの時に赤を大量に使うので他の色がよく余ってしまいました。黒なんて使ったためしがほとんどなく、どこかに名前を書くときに使う程度でした。常用なんてしなかった。

 

そんな私ですが、大学に入ってからボールペンへとえいやっと切り替えました。当時はなんとなく外聞を気にしていたからです。はっきり言うとカッコイイと思ってました。ようやく大人かあ~みたいな気分。俗っぽいですけど、えんぴつ、シャーペンからは卒業だあ!と意気込んでいたのを思い出します。

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上記のような質問があるように、なんとなく大学生はボールペンを使ってカッコよく授業を受けているイメージがあったのです。高校を卒業し、初めての一人暮らし。制服を脱いで、お気に入りの私服とカバンで授業をうけるのです。華の一人暮らし、大学生活。そんなドキドキな毎日をよりかっこよく過ごすため、ボールペンを相棒に選んだのです。

 

一般に言われるボールペンのメリット・デメリット

ボールペン勉強法 : 大学院受験の秘訣ブログ

ボールペンを選ぶメリットはいろいろありました。というか受験勉強をやっていると妙な迷信じみた考え方などが嫌でも入ってきます。クラスの人気者や頭いいやつがどんな方法でやってるのか気になることも多いでしょう。そんな中でボールペンを使って勉強すると良い、というウワサを聞いたこともあります。

ボールペンの良いところ

1.すべりやすいので、すらすら書ける。

2.消しゴムを使う時間を節約できる。

3.消しゴム代を節約できる(笑)。

4.間違えたところが残る。

5.インクの無くなったボールペンの数を見て達成感を味わえる。

ボールペンはたしかにすらすら書けます。シャーペンは紙と擦れてザリザリ書くイメージですが、ボールペンは液をスイ~と出すイメージです。ささっと書けるのも魅力です。

 

消しゴムを使わない、そして間違えた跡が残ってしまうのはデメリットでもあります。ですが、下書きに使う計算や自分だけがみるノートの場合は気にしなくてもいいのです。むしろノートや下書きは汚く書くほうが精神的に良い場合もあります。なぜならノートづくりに熱心になって勉強が身につかない、なんていう本末転倒にもなりがちだからです。だからこそササッと書いてしまって、本来やるべきことに集中できたほうがよいでしょう。

 

インクの無くなったボールペンは…集めてると若干不気味です。人それぞれ好みがあるので…まあ趣味の範囲でいいと思います。たくさん書いたから頭がよくなるわけでもないですし、ボールペンのおかげで受かった!というほど影響はないと思います。

 

実際に大学で使ってみてどうだったのか

わりと大成功でした。大学ではルーズリーフやプリントが多く、ノートをほとんど使わない生活へと切り替わっていきました。配られた講義資料のプリントは、スライド形式であることがほとんどで、そこに先生が解説を加えます。この講義資料はあとで各自印刷できたり、むしろ生徒が印刷するように求められることもありました。ですから書き損じても汚くても大丈夫でした。新鮮できれいな資料はいつでも作れます。このためボールペンで書き損じることへの抵抗はほぼゼロになりました

 

まわりの目もほとんど気になりません。というかいちいち人の手元を気にする人間なぞいませんし、自分の講義資料を人に見せることはほとんどありませんでした。ただ、授業に出ないともらえないタイプの講義資料をコピーさせて!と頼まれたとき、素直に渡したらものすごく微妙な表情をされたことがあります。ほとんど真っ黒に私のコメントで埋め尽くされていたので。

 

ともかくボールペンは折れませんし、替え芯もいりません。わりとシャーペンよりも寿命はあります。筆圧も自然と弱くなっていきます。疲れにくいんじゃないかなと思います。なぜならシャーペンの場合ちょっと力を入れないと薄くなってしまいがちですが、基本的にボールペンはインクの濃さがあるので力がいりません。そういった意味でかき捨ての計算などはボールペンですらすらやると楽です。

 

またレポート用紙に計算過程などを書いたモノを友人達にせびられたとき、コピーしやすいのはボールペンです。シャーペンは二度刷り、三度刷りに弱いです。自分のレポートが二度刷りされててビビったことがあります。ということで書いたものが劣化しにくいんじゃないかと考えられます。

 

まとめ

今ではすっかりボールペン族になり、家には4本ほどボールペンがストックされています。私はいろんな場所にものを置いたり、とっちらかったりするので4本ほどランダムにどこかにあると安心します。

 

外で使うとき適当に一本掴んでカバンに。日記も書いていますが、ベッド脇で書くことが多いので一本。本の内容を少しまとめたいとき、ノートに勉強がてら栞みたく挟んで一本。なんとなくメモしたいとき用にペン立てに一本…。なんとなく傘を電車に忘れるみたいにボールペンを家の中で失くしてるような気がしますね…。 

 

ここまで書くとなんとなく、シャーペン、鉛筆への郷愁じゃないですけどたまには使いたいなあと思っちゃいますね。シャーペン、鉛筆で書く文字はなんとなくボールペンよりも柔らかいような印象もあります。

 

なんとなく気分に合わせて使う筆記用具を変えるのもいいかもしれませんね。