冷凍食品がおいしい話
この間スーパーで一番高い冷凍からあげを買ってみたのだが、非常においしかった。
揚げたてのカリカリ感は当然ないわけだが、タレがひたひたした感じのとろけるうまみが凝縮してあった。牛丼じゃないけど、つゆだくって感じである。
肉は柔らかめになっていて、タレのほかに香辛料が少々強めに効いている。おかげでビールがおいしそうな味になっていて素晴らしい。量もそこそこあり、決して小さく感じないのがポイント。遠慮せず大きいからあげを良い値段で食べれてしまう。
まさかこんなに冷凍からあげがおいしくなっていたとはなあ…と感心した。
カリカリな味をめざすのではなく、タレ、肉汁の柔らかさで勝負しているところが面白い。まともにやって勝てるわけのないジャンルより、特性を活かせる方面へ。
からあげをよく研究して、勝てるジャンルを見つけて開発したのではなかろうか。
素晴らしい出来だったので、開発の苦労に思いを馳せずにはいられない。
で、あまりにもおいしくてできたてにしか思えなかったわけだが…
これ居酒屋でだされても気づかんなと思った。ほかほかしてて、肉がやわらかい。
味もしっかりしてて、下手なからあげよりも満足できる。
冷食自販機から同じものがでてきたら開発元にファンレターを贈りたいくらいだ。
ひょっとしてもう冷凍食品がチェーン店で展開されているんだろうか。
気づかずに何度も食べているんだろうか?だとしても、それはそれでいい。
美味しいので問題ない。
冷凍だとわかったら、冷凍技術すごい!素晴らしい!と拍手したい。日夜冷凍食品の研究をしている人たち、ありがとう!いい時代になりましたな。
レンジで使える紙皿便利
なぜ冷凍食品を買ってみようと思ったのか。それはAmazonでレンジでチンしても大丈夫な紙皿を買ったから。洗い物がいらず、油ものでもらくらくだ。なので冷凍からあげである。肉汁たっぷりでドバっとしていたので紙皿でホントよかった。
もともと冷凍食品は苦手だった。ふやけた味、量も少なめ、なんか妙に体調が悪くなる。そんな印象しかなかったので冷凍技術の進化に感謝したい。手軽にバリエーションを楽しめるのが素晴らしい。
最近はコロナで外出にリスクがある以上、スーパーでまとめ買いしてもなかなかバリーエーションに乏しかった。冷凍食品なら冷凍庫に入れて長持ちするから、困ったときに一品足せるのが素晴らしい。
なによりも…わくわくする。冷凍食品だから、とハードルを下げて楽しむことができる。過剰な期待はしなくていい。お値段も安いから気軽に試せて、種類もそこそこある。とはいえ栄養が偏ったらまずいので、毎日は食べないように注意したい。
EarBuds
なんかかっこいいけど、EarBudsってなんだろうか。いわゆるAirpodsとかのBluetoothのワイヤレスイヤホンを指す…はずなのだが、言葉の意味はなんだろうか。
Airpodsはなんとなくわかる。なんでもAirってつけたがるApple+なんか丸っこいやつ。
Earは耳。そのまんま。BudsはBudの複数形。つぼみ、新芽な意味らしいが…発音的にはバッチに似ている気がする。badgeは記章、しるしなど。
EarBadgeでも悪くはない気もするが、Badと入っているのを嫌ったか。
taste bud で味蕾を意味するので、新しい耳の器官とでも意味づけされるのか。洒落ているのかもしれない。
よく考えるとヘッドホンはHeadphone。頭+電話ではないか?どうなんだろう。
調べてみたらどうやらphone=電気信号再生程度の意味らしい。電話=tele + phone なのでphone = 電話は俗称というか一般化してしまった感じだろう。
Earbudsとなって miniphone とか wirelessphone などの phone の呪いから開放されたのかもしれない。phone が iPhone に影響されすぎてしまったのかもしれないが。
日本語だと完全ワイヤレスイヤホンなんて訳されてるみたいでまだまだホンの呪いからは逃げられないようだ。
ノイズキャンセリングの進化
さて、Earbudsと検索して出てくるのはBoseのEarbuds。そのQuiet Comfort、ノイズキャンセリング版を試してみたのだけどすごかった。Sonyもノイズキャンセリングなワイヤレスイヤホンを出しているわけだが、Boseの性能は格が違った。
視聴できるということで、試してみたのだが…無音だったのである。なにも音がしなかった、周囲の音が。耳栓したかのごとく。なにか間違ったかなあ…?そう思って店員さんを見ると…なんとしゃべっている!まったく聞こえなかった。
店員さんの声が控えめだったのかもしれないが、驚くほど聞こえない。周囲の音も空調が少しだけ大きめに聞こえるだけで、あとはびっくりするほど無音である。若干パニックに成りかけた。すごすぎて。
ノイズキャンセリングはよくホワイトノイズが出ると言われているが、それがまったくない。ほんとに静かなのである。驚いた。
Sonyのノイズキャンセリングは全体を80%カットみたいな感じだった。ある程度ざわざわは聞こえる。Boseは無である。ノイズキャンセリングのレベルを下げる方法を、わざわざイヤホンを外してから店員さんに尋ねないといけないくらい。じゃないと聞こえない。
この手のイヤホンは正直に言っておもちゃそのものだと思っていた。持って2時間程度でロングライフ、なんてものだろうと。あんな小さな大きさでバッテリーが持つわけもなく、音の品質もダメで、ノイズキャンセリングなんて鼻で笑うレベルだろうと。
ところがどっこい、めちゃんこ進化していた。自分の知識が2015年代で止まってただけかもしれない。2015年にあったかどうかわからないけど。
いよいよHogehoge Budsがまともに使える時代になったのかもしれない。
問題はなくしたときだろうか。メルカリとかにかたっぽだけ売ってるとかよくあるらしいが、いつか解決するのだろうか。