かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

一人家飲みの時は用法容量を守って楽しく過ごそう

 

自分はどんな時に「家飲み」したいと思うのか

今週のお題が「家飲み」ということでちょっと書いてみる。自分は家に人など招かない基本ぼっちな人間なので必然的に家飲み=一人晩酌みたいな感じになる。ではどんな時に一人晩酌タイムを開こうとするかというと

  • お祝い事があったとき
  • お酒を飲んで全てを忘れたいとき
  • おいしいお酒が飲みたくなったとき
  • なんとなく楽しくゲームしたくなった時…etc

という感じである。お祝い事があったときというのは非常にわかりやすい。自分の心の中でガッツポーズを決めるようなことがあったときに、今日は幸せな時間を過ごしたいなあと漠然と思いつつ、しかしながらお外で過ごしたくない+自宅でだらだらしたいという欲求が決まったときに発生する。

 

こういった一人晩酌お祝いタイムの時はだらだらテレビ番組を見てニコニコしたり、映画を見ながらぐぐっと一杯、いいねえ…と違いがわかるオトナ風を装っていたりとまあタイヘンご機嫌である。おつまみは適当に家の冷蔵庫にあったものを食べたり、なんとなくコンビニの駄菓子を片っ端から買って、ちょびちょび食べてみたりする。一個一個安くて種類が豊富で、見た目や食感を楽しむ。どれがお酒に合うかを勝手に品評したりする。まあともかくなんだろーと非常にご機嫌だ。

 

お酒に頼った飲み方はやっぱダメだなあと思う

悪いパターンだなあと思うのは全てを忘れたい時だ。こういった時に飲むお酒というのは経験談としてまったくおいしくもなく、解決もせずに次の日にますます落ち込んでしまったりとどうしようもない。ご機嫌気分で飲んだお酒というのは次の日に二日酔いで苦しくても「まったくバカやっちゃったなあ」とほんのり苦笑いで済ませられるのだけれども、悪い気分で飲んでしまうと「ホント何やってんの…」と自己嫌悪のほうに行ってしまうからよくない。

 

ダメな状況とかよくない状況の時に更によくないものに手を出してズブズブ溺れていく状況を何か適当に読んだ心理学の本で学んだ気がする。こういうのは後付けの理由のようなものなのだ。例えば期日が近い夏休みの宿題をやらなければならないのに、部屋の掃除にかまけてまったく勉強しなかった…など。”宿題が終わらないという苦痛”から”部屋の掃除さえやらなかったら終わってたのに”という痛みにすり替えることができる。

 

自棄になっている時とか大きな手痛い出費だとか浪費をした時にむしゃくしゃしてお酒に頼ってしまうのは、ほんのちょっぴり自傷行為に近いと思っている。新しい傷を作って受けた傷の代償としての痛みに耐えようとしているような感じ。そういうことを思うと人間の心というのはよくできていると思う。

 

とまあそういう聞きかじったような中途半端な知識を持っているので、自分が何もかも嫌だー!という気持ちでお酒に頼ろうとしたときには代替手段で乗り切ることにしている。要はアルコールじゃなきゃいいのだ…と思って炭酸飲料をラッパ飲みしたりする。まあ自棄飲みだ。けれどもアルコールで体壊すよりはマシな結果が得られるし、なによりも炭酸がきつくてぐぇぐぇ言って「何やってるんだろうか…」という反省に早く行きつくことができるのでオススメだ。そういう失敗の痛みを紛らわせたいときはバカをやって済ませてしまったほうが治りも早いのかもしれない。

 

なんとなく楽しくゲームしたいときにお酒を飲んでやるということはたまにある。というのもどうしようもなくつまらないクソゲーとか作業ゲーなんかを楽しくするためにアルコールの力を借りるのだ。アルコールの力によってわりと気分よくプレイすることができる。まあイライラしちゃうとやっぱりよくない。アルコールは思うに感情の振れ幅を大きくするようなものなので悪い方向に入ったりすると面倒なことになる。自分でもあまり制御できないので、お酒飲んで楽しく実況しているニコニコ動画の人なんかはすごい尊敬の対象だ。

 

おわりに

ふと自分の趣味の読書に関しては一度もお酒を飲みながら読んだことはない。ちょっと不思議だけど、なんとなく聖域のように扱っているんだろうか。本というのはカフェで珈琲とか紅茶を飲みながら優雅にたしなむものと思っているのかもしれない。

 

ワインでも飲みながら楽しく本の感想を誰かとおしゃべりするというのは魅力的かもしれないけど、一人で本を楽しく読もうとするときにビールを飲むか?というとちょっと想像できない。なんとなくこの感覚は不思議だなあと書いてて思った。

 

家飲みにもきっといろんな楽しみ方があるのだと思う。飲むということにひたすら集中する人もいればスポーツ観戦のようにわいわい楽しむこともあるだろう。そんな中で「一人家飲み」の人たちがゆるーくこんな感じで「一人家飲み」してますという情報がシェアされるというのもなんとなくお酒の供にいいような気がして乙だなあ…なんて思ったりした。