脳の興奮
精神的な興奮を収めるのは難しいなと常々思っている。人と話しているときに未知の発見や素晴らしいことに気づいてしまったときは一人でまるで熱が出ているように興奮してしまい、しばらく冷却が効かなくなり、他に一切手がつかなくなってしまう。
これを人に対して迷惑だなあとか切り替えたいなあと思うのだが、これを自分が好きであるというのも残念ながら否めないので、ずるずると引きずったままである。なんていうか自分の脳内でもっと大きく増幅して刻み込みたいという思いが強いのだ。
それはあたかも記憶として忘れたくない、もしくは脳を作り変えている最中と言ってもいいかもしれない。自分の思考を熱で溶かしてもう一度作り直しているような気分にもなっている。