かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

歩きたい日は快晴ではない

 

お散歩が心地よいのは快晴なとき…ではなく、少し寒いにわか雨になりそうな天気のほうが好きである。少し肌寒いから湿気もそこまで気持ち悪くないとなおよい。そんなほどほどに乾いているものの雨を予感させる寒さが好きなのだ。

 

快晴なときは心も自然と明るくなり気分が良くなるかもしれない。が、くもりのときはそうはいかない。少し寒いと気が引き締まる。眠くもならず体温も上がらない。だが、それだけしゃっきりしていると脳もスッキリとしているように感じ、明るくもないので目も疲れない。

 

くもりのときは快晴の時とはまた違った独特の匂いがする気がする。あの匂いも好きなのだ。湿気混じりの草木が喜びそうな感じの雰囲気がすきだ。

 

もう一つ、自分は興奮に弱い…と思っている。心拍数が上がりやすいのかわからない。もしかすると虚弱なだけかもしれないが、なるべくなら身体には楽をしていてほしい。だから寒いほうが好きで、暑いのは心拍数と血行が良くなりすぎて困るのだ。

 

曇り空が暗くて好きではない人も多いとは思うが、それは人間の気の持ちようでもあると思う。自分は暗いほうがみな落ち着いていて静かで好みだ。世の中が静かな日というのは存在はしないのだろうが、そういうことを思い浮かべながら散歩するとなかなかに気分が良いものだ。