ちゃんと無理せずクリアできた
モンスターハンターはPSP版でティガレックスに心を折られてやめたと思う。何年前だったか。
ともあれモンスターハンターには苦手意識があった。難易度が高く、ダメージも分かりづらく理不尽に死ぬ。ストーリーからして難しい。シナリオもあまりなく、本当にプレイヤースキルで戦うのみという硬派なゲームだなあと思っていた。
今回モンスターハンターワールドは誘われて久々にやってみた。正直苦手だし長続きしないだろうなと思っていたけれど、あっさりハマった。そして念願のシナリオをクリアできた！本当に嬉しかった。
自分が上手くなったのではなく、ゲームシステムがプレイヤーに優しくなったからだと思う。初心者にも簡単…いや、難しいけど前より理不尽ではない。かつてPSP版で心折れた経験があったからこそ、今作の優しさを感じ取れた。
ストーリーがなかなか良い
まあなんでそんなに凶暴な龍が何匹も何匹もいて、狩っても狩っても無限に湧くのか。モンスターから素材を入手するのに一匹３個ぐらいって少なすぎやしないか。まあゲーム上の都合はあるけど以前よりはきちんと理由づけされていてよかった。
とりあえず古龍は謎の生き物であり鍵となる生き物であるということはわかった。また、ボス？のゾラ・マグダラオスは倒すことができず進路を変えるのに必死になって終わり。全部なにがなんでも狩らなくていいというのはよかった。
全体の長さはさくさくモンスターを攻略できれば長くない。が、初めてで攻略サイトも動画もないとかなり時間がかかる。自分は最初の頃はなんとか攻略サイトもなく突貫ゴリ押しできたが、終盤はもう情報がないと無理だった。時代はYoutubeとかWikiだ。
戦闘について
モンスターハンターはプレイヤーの超人スキルでさくさくクリアするものだと思っていた。でも実は弱点などを調べ上げ、たくさんアイテムを使い、そのときの任務で赤字になっても他の金策でカバーしたほうが楽できる。そうしてモンスターを倒し、素材を剥ぎ取り、武器、防具を強化すると死ににくくなる。そうして報酬も満額うけとれて、一回の討伐にかかる時間も減る。
そうしたトータルの戦略が大事なんだろうと思う。
こうしたことに気づいた理由はボウガンが自分に合っていたからだと思う。今作は接近戦がまったくできなかった。わからない、よけれない、でかい、慌てる。なので遠く離れて様子見、観察。これがとてもよかった。
トータルで黒字になっていればいいやという考えでやっていたら楽しくなった。モなるべくアイテム無しで黒字にしたい…という考えこそ逆にゲームの楽しさを下げていたのかもしれない。ガンガンやれることをやって、楽な方法を見つけて稼ぎ、強い武器を揃える。ハンターはサバイバルのようにその日暮らし、ストイックに暮らすのではなくリッチに、モンスターをささっと賢く罠にはめて危なげなく帰ってくる。そういうのがいいのかもしれない。
