直近で仕事上のミスを連発してしまい、気分が落ち込んでいた。今週は全然仕事に身が入らなかった。昨今のウイルス対策について政府の発表が矢継ぎ早に出て、会社側も若干パニックになっている。そこらで月曜からどうする、みたいな雑談が交わされていた。
ミスして落ち込むなんて、まだまだだな…と思ってたけど、もしかしたら違うかもと気づいた。たぶんウイルス関連のあれやこれやのニュースとか不安がる声、社内の不満などを短時間で大量に取り込みすぎて、自分でも不安になって非常に精神的に疲れてしまったのだ。
不安というのはコントロールできない。人間は純度100%の理性の動物ではないからだ。おまけに、ひっきりなしに情報が入ってきて対応しなきゃならないとなると、感情の対処はかなり難しい。気づくのはいつだって体調とか仕事の結果とかに現れてからだ。
震災のときもそうだったけれど、悲惨なニュースや言説をネットでも対人でも毎日聞いていると無意識のうちに精神が参ってきてしまう。気づかない。悲惨なことについて考える時間が増えるほど、精神的に疲れていく。
自分は心が強くはない、弱いのだと思ったほうがよさそうだ。疲れるのも、集中できないのも仕方ない。状況が状況なのだ。なかには元気いっぱいだったり、怒りを振りまいている余裕がある人もいる。一方で、無意識に疲れたりパフォーマンスが落ち込んでしまう人も出るのは当たり前だ。
幸い、これから土日とお休みである。外に出ないのなら、ニュースを見ずにのんびり過ごそうと思う。おまけに、Twitterのミュートワードにコロナと入れて遮断しようと思う。大事な情報なのかもしれないけれど、気が滅入ってしまう。心が強くないので、休ませてあげたい。