かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

プログラミングができるようになった理由:毎日PCに触ってたから

ただただ続けよう(VRChat: ORGANISM (v1․5) By DrMorro)

実際のところ勉強だったりスキルだったりは環境に依存することが多いと思う。

例えば富裕層の子供は勉強ができる可能性が高いというのは、まあ直感的ではあると思う。その理由としては両親が教育熱心で塾に行く料金を払えるとかあるかもしれない。

が、環境面で見れば本棚に専門書がたくさんあって、両親が毎日なにかしら本を読んでるとか、そういう影響があると思う。

 

で、同じように自分はプログラミングで一応ご飯を食べれるようになっている。
じゃあどうやって食えるだけのスキルを身につけられたのか?
もちろん勉強もした。いろんなサイトや本を読み、自分で試し、様々なサーバーやアプリを誰に言われることなく試して作ったりした。

 

けど一番は実は毎日PCに触れていたのが要因だったかもしれない。
もっといえばあの頃はプログラミングもどきに触れる機会が多かった。

個人でウェブサイトを作ろうとしてHTMLタグに悪戦苦闘したり、HSPというゲーム開発言語に触れたり、DirectXについて学んだり…

初心者向けの学習コンテンツみたいなのを何ヶ月かずーっとやっていたことがある。
そういう毎日の積み重ねができるようになった下地になったんじゃないかと思う。

 

習慣化ということで、毎日プログラミングをやっていれば好き嫌いがなくなる。
プログラミング自体を嫌いになったことはない。バグや読めないコード、意味不明な挙動が嫌なだけで、プログラミング自体にはなんの感情もない。

たぶんだが好き嫌いがなくなるまで触れ続ける習慣化がなにごとも大事なのかもなと思った。どうも最近3Dモデルを作ろうとして挫折してて、ひょっとすると習慣化が足りないのかもと気づいた。

 

ゲームづくりも挫折しやすい。けど続けられる人は間違ったり、うまくいかなくてもきっと毎日続けられるから上達していったのだろう。最終的にはたぶん、好きも嫌いも体調がいいとか気分がいいとか関係なくやれるようになったはずだ。

初歩の初歩として、物事を身につけるためには毎日やるというのが大事なんだろう。
なんていうか、大人になってからこういうことに気づくのは損だ。
もっと早くわかっていればなあと思うが、まあしょうがない。

 

 

アイディアをひねりだす方法なんかもビジネス書欄にはたくさんある。
なんとか思考とか〇〇法だとか、そういうやつだ。
新しい方法が日夜開発されるわけで、”自分に合うものがあるはず”と期待してしまう。
うまくいかなければ”自分に合わなかった”と思うことができる。

 

けどそれは本当は誤りで、都合のいいアイディアを出す方法なんて本当はない。
実際には毎日1時間ずーっとアイディアを出し続けて10年経った人のほうが絶対に強い。
それを認めたくないから、きっといい方法があるんだと信じたいのだ。
1時間*365日の努力よりも遥かに効率的な方法があると信じたい。その方が楽だし、10年やっている人に追いつくにはそれしかないと思ってしまうから。

けど、やっぱり世の中はそんなうまくなくて、
うまくないからうさんくさいビジネス書が売れに売れるのだろう。
案外単純で、やっぱり積み重ねの力こそが残酷な真実なのだろう。

 

 

そういえば仕事でも文章を書くのは全然嫌いじゃない。説明するのも大好きだ。
…これも毎日ブログを書いているからなのかもしれない。
人よりもマニュアルを書いたり頼まれたりするのが嫌いじゃない。
長い文章を書くのに慣れているからだ。こういうところでも習慣化の強さの実感がある。