ほどほどに書く大切さ
最近のブログを書いている自分について少し整理しようと思った。最近のブログの文字数は平均1000文字程度に落ち着いていると思う。2000~3000はよっぽど火が付いた時しか書かなくなった。だんだんと短くても書けたほうがいいという気持ちになってきた。
ブログを始めた当初は長めに書くことが習慣になっていたと思うけれど、だんだんと長く書くことに価値があると思い込んでいた。それだけ確かに内容も濃くなるし、自分の考えの整理にもつながるからある面では正しかった。
けれども自分にとってそれはハードルが高かった。毎日更新するのに2000~3000文字というのは一般人には大変つらいものである。なんだか初めてやるスポーツに興奮して無理をしすぎて体を壊してしまうパターンによく似ている。楽しいからと続けても体の無理は溜まっていく。
スポーツを続けるコツみたいなものでよく紹介されるのは、もっとやりたいというところで休むのが良いというやつだ。毎日毎日全力でやりきってなおかつオーバーワークしてしまうといつか燃え尽きてしまい怪我につながりかねない。ほかの言葉で言うなら文章もやっぱり腹八分目というところか。
毎日全力で書くのも体力とか精神面にも効くといえば効くのだが…。とはいえ続けることを目的としているなら無理をしないようにする。鍛えることを目的としているなら、時間と目標を決めてオーバーしないように自分を制御することが必要なのだと思う。二兎追うものは一兎も得ず。続けると鍛えるは両立が難しいと思う。
ちょっと書き足りないくらいが実は現在の自分にとってちょうどいいくらいなのかもしれない。そのちょっと書き足りないが少しずつ伸びていったらいいと思う。長ければいいというものではない。たぶん、長い文章で喜ばれるのはきっと文字数分が稼ぎになる仕事だけだ。