かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

自分の精神的な体調のデフォルトはどのようなものか

 

自分の調子を覚える

 このところ精神的な面での調子が悪かった。具体的に言ってしまえば脳の思考が皮肉、愚痴っぽくなるという感じだ。諦めているのか、疲れているのかよくわからないがともかくとして正常な状態ではないと判断した。

 

難しいのは自分にとってどういった精神の状態がデフォルトであるのかということだ。自分のデフォルトの体調、精神状態なんて案外わからないものだ。自分にとって何が正常かを考えたことがない人もいるのではないだろうか。

 

自分は昔とてもネガティブだった。暗かったし、常に怯えて遠慮がちな子供だった。それを直せたのは思い込みの力によるところが大きい。常にポジティブでいるフリをするだけでも変わってきて、それが基本となった。

 

だから現在の自分の基本的な精神状態というのはポジティブではある。だが、過度に興奮したりはせず基本は外の刺激に対しては慎重な反応を見せることが多い。精神が高揚していたり酔っ払っていると、勢い良く反応したりする。

 

なにより自分の根幹は内向的であるということを知っている。必要なものは静かな環境であり、自分の元気は外に出れば出るほどなくなっていき、人と接することでは回復せず、むしろガンガン減るということも知っている。

 

こうした不調については事前の準備が必要なように思う。自分の調子が悪いときの特徴や平常時からの異変に気づけるようにする準備だ。ある意味これは火事の前に非常口を探しておくようなものだ。いざ火事になってからでは遅い。退路を確保することが大切だと思う。

 

自分の平常時にこれが自分にとっての普通なんだなと感じるのは難しいとは思う。いいことも悪いこともなく、ただゆっくりと過ごしているときの自分の感情を見つめてみて、それを少し覚えておくと不調になったとき比較ができて良いと思う。