裏テーマというのに心惹かれる。タイトルは主題、メインテーマだ。
それとは別に伝えたい内容を隠し味として持たせておく。
この裏テーマ、わりといい味が出るんじゃないかと思う。
映画、音楽、小説といった分野で裏話として、裏テーマが語られるのが好きだ。
今まではそうした読者の気持ちとして、知っておくと”通”だから知りたかった。
その裏テーマがなぜあるのか？をあまり考えたことはなかった。
ただすごい、そんなことまで…と思っていた。
けれどもこの間、ブログのネタを思いついたときに2つの言葉を書いた。
自分が感じたことをそのまま書いた言葉と、その感じた内容をまとめた小さい言葉。
それはちょっと奇妙で2つの言葉をそれぞれ別な内容にもできた。
どうするか悩んだが、自分の感じた内容をそのまま書くことにした。
そして、もう一つの言葉は出さないがテーマとして意識しながら書くことにした。
これが非常に面白くて意図せず裏テーマみたいな感じになった。
読む人にはわからないかもしれないが、書くときに自分の中に芯が通りやすい。
文章の形を作るのにちょうどよいと気づいた。
隠し味とはまさにこのことだと実感した。
こうして書くと新しい発見があるから本当に面白いなあと思う。
