かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

花の散り際の値段

 

最近ヨルシカのヒッチコックを聴いている。歌詞がとてもよい。

その中の一つ、花の散り際にすら値がつくのも嫌になりましたというものがある。

ああ、これっていいなと思う。

なににでも値がつく。ついてはいけないものにまでついてしまう。

価値を求め、価値をつけて測りたくなる。急に安値がついたように感じる。

 

似たようなものにボランティアにお金を支払うとよくないというのがある。

それは感謝の気持ち、自らの内発的な動機を金銭で置き換えてしまうからだ。

その人達の自主的な気持ちをお金が欲しいからと塗りつぶしてしまう。

散り際に値がついてしまうのもちょっと似てないだろうか。