かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

解釈

 

(World: Afterwords island By yo-guruto)

The Beginner's Guideをあらためてやってみて、自分も該当してるなと改めて思った。
ゲームの解釈をブログに書いて、何かの役に立つかもなんて言ってる自分は同じだ。
それはときに間違ってしまうことになるな、と。

 

ゲームやアニメの感想を書くことは楽しい。自分の意見を好きなように書く。
他のWebサイトを見て回って、自分の感想が他とは違う点で書かれているなら”価値”があるように感じる。けど、それって作者にとっては不愉快じゃないか?

だって作ったものを見ずに、レビューにいいねがつくなんてメルカリの転売ヤーに感謝の言葉が大量につくぐらい醜悪じゃないだろうか。

いや、たいていの場合はそこまでひどくないことは容易にわかる。極論だ。
けどその場合だってあるってことだ。

 

例えばエヴァンゲリオンを例に出すのは危なそうだけど、監督のあれやこれや、私生活がどーのこーの述べて、あのときの描写は暗喩なんだとか…そういう感想をセンセーショナルに書いてバズったとする。

監督はそんな意図なかったとして、そういうものと世間に広まるのはひどい話だ。
作品そのものを見て、自分で解釈してもらった方がいい。

 

解釈を書く側としては責任を持つべきだった。
自問すべきだった。作品よりも自分の解釈のほうがわかりやすく、人の役に立ってるなんて優越感を感じてないか?と。作品をダシにして自分の人気取りに使ってないか。

ゲーム実況に対するグレー感に似てるだろう。ゲームという楽しいものを餌にして、人を呼び込むような。まあ穿った見方だとはわかってる。あれはあれで、人と一緒にプレイしている感、人のプレイをだらっと他の作業しながら見れるとか、チャット欄で感想がわちゃわちゃして楽しいとかね。

 

けど、形式としては結局のところタダ乗りだ。コンテンツの上で勝手なことをしているに過ぎない。レビューも感想も、ブログとして書いて人に読んでもらいたいという浅はかなものだ。

 

もしThe Beginner's Guideの「なにもいわないで」が感想やレビュー、解釈だとしたら自分はずっと間違えているのかもしれない。ゲーム中の彼も、もしかするとそれに気づいたのかもしれない。

反省しておきたい。