かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

昔トンデモ本を読んでいた時期があった

高校生のときだったか、読書に目覚めたての頃にトンデモ本を信じていたことがある。
売れている本だからと信じていた。
信じていることにすら気づかなかったと言っていい。素直に受け入れてしまっていた。
今思うとなぜ信じていたのかと呆れてしまう。
大学生になって学術書などを読んでいたらいつの間にかそういった本は読まなくなった。

 

とんでも本と言っても非科学的なものじゃない。さすがに水の声だとかそういうのではない。世紀末がとかじゃなくて、作者の自己主張が強すぎるやつ。断定系のやつ。
〇〇は体に悪いとか〇〇なスキルを身に着けないとこの先ダメ!とかこの職業はなくなる!とか。
今思うと本にすがりたかったんだろうなと思う。安易な道を探していただけだった。

 

社会人になって年をとり、だんだん体のごまかしが効かなくなってわかったことがある。身体的なもの、スキル的なものはだいたいシンプルだ。
バランス良く食べなきゃ体を壊す。よく寝なきゃ精神的に駄目になる。
スキルは時間をかけて試行錯誤しないと伸びない。やらなきゃ伸びない。
地味であり、シンプルなのだ。それを避けたりしてはいけない。

 

ちょっと前に完全無欠コーヒーだとか流行ったと思う。あれもトンデモだなと今なら思う。朝食を抜いてコーヒー+なんかよいものを加えることで脳はスッキリ、空腹感もないとか。

 

ほかにも朝食を抜いて生活したほうがいいとか、寝るのは3時間でいいとか。
この2つについては大学で実践している人がいた。
そしてあっという間に生活がボロボロになっていくのを見守ったので大変勉強になった。

 

日本国の医療機関がおそらく出していると思うけど、三食バランス良く食べること。
国のちゃんとした機関が出していることは信用しておこう。食事については個人差が大きいが…。
夜にちゃんと眠れる環境を用意すること。就寝時間をずらさないこと。
一つ一つ当たり前のこと、つまらないことをしていかないとよくならんなと思う。
まあトンデモ本のあれやこれやを2-3やってみたり、他の人がボロボロになるのを見ると飽きるのかもしれない。