大学における”もぐり”について話題になっていたので、自分の体験も混じえて書こうと思う。書かれている意見は全部正しいと思う。ここでは概ね内部向けの話を書こうと思う。が、一応外部の人についても触れる。
部外者が講義を受けることについて
ダメ。でおしまいである。セキュリティ問題からしてもやっぱり駄目だ。危ない。
公開講義やYoutube公開で我慢するべきだ。昔SFCの村井純さんの講義を見ていたことがある。参加者が回を経るごとに減っていって面白かった。(よくないけど)
大学の教育機関として広く受け入れたほうがいいという知の救済所みたいな機能を期待する声もあると思うが、それは大学機関が頑張るべきことで、”もぐり”を黙認することではない。ちゃんと外部公開用講義の頻度を上げるとか、Youtube整備するとかで対応されるべきだ。
要は胸張って堂々とやる場を設けるべきである。”もぐり”をしなくてもいい教育環境が整うといい、理想的には。
たぶんだが、”もぐり”は一人だからよくない。10人、100人集めて教授にメールでお知らせすると良い。あなたの講義を受けたいのです、と。そうすれば外部にPDFとかで講義内容のお知らせくらいくれるかもしれないし、大学と交渉できるかもしれない。
そういうコミュニティができて勉強を互いに進められると幸せかもしれない。
例え電子デバイスと回線がなかろうと図書館の無料で使えるPCでGoogleAccount+Twitter+Discordなどでコミュニティへと参加可能じゃないかと思う。ああ、声は出せないかもしれないが…
OBが大学に侵入するのもやめたほうがいい。今は今、昔は昔だ。行きたくなる気持ちはあるけど、オープンキャンパスや文化祭まで待とう。大学側が機会を設け、配慮してくれるまでおとなしくするべきだ。
食堂・購買
食堂や購買については学内への立ち入りはたぶん…大丈夫なはずだ。景観がいいところにはよく近所の方々がお散歩をしていたのを思い出す。お昼の混雑しているときのご利用は遠慮していただきたいが。座席には限りがあるし、限定50食とかのランチセットを食べれないと悲しい。
購買については学割製品については買う前に学生証や学籍番号の確認されるし、まあ甘い気持ちで買おうとする気はなかろう。講義用テキストの販売も管理されているはずだ。(されてなければ買ってもいいのか…?)
教授に直談判するといい
学部生が履修登録をしていない講義にでるのはOKか?
これはOKだろう。演習でなければ。
講義中の質問とかなしで。また講義の宿題提出とかもなしだ。配布されるプリントも奪わないことが望ましい。座席数に余裕があれば誰も気にしない。
とにかくいてもいなくても変わらない、配布されるものになにも触れないなら問題ない。講義を準備する側としても大丈夫。
というか、やる気があるなら教授に直談判するといい。
そういえば似たようなことやった気がする。
学生時代大好きすぎる講義があった。教授のところに突撃して質問をたくさんし談笑した。その後、教授に「来年もこっそり受けに来るかもしれません」「いいよ、喜んで」なんて会話をした気がする。ちなみにその次の年もこっそり見に行った。楽しかった。
もぐりたいぐらい興味があるならそもそも教授個人に質問したいと時間を取ってもらうと良い。仲間も引き連れていくと更に良い。一回やったことがある。めちゃめちゃ盛り上がって定期開催するか?なんて言われたこともある。びびってお断りしたけど。
学生なら堂々と相談しにいけばいい。きっと喜んでくれる。微妙な表情されたり断れれたらしょんぼりしましょう。しょうがないです。(たぶんそういう講義には魅力がないと思うけど)
おわりに
まあ人情的にはもぐりは許されてほしいというのはわかる。が、今どきはもうダメだろうなと言う感じだ。施設のセキュリティはきちんとしているし、学生の安全面の配慮もある。それに外部公開についても整備されてきている気がする。大学側も昨今、ネット公開など頑張っているんじゃないかと思う。
Youtubeでも教育コンテンツは充実しているし、教育系コミュニティも充実しているのではないか。そう思うと徒党を組んで、大学側に働きかけたり、仲間として互いに勉強し合うとかができるとよいのでは、と別な視点も整理してみると見つかった気がする。
そういえば冒頭の写真でVRChatのスクショを貼ったけど、バーチャル学会も開かれていたんだった。ポスター発表がまさしくなレイアウトで面白かったのを思い出す。
また、エンジニアがよくやるライトニングトーク(5分10分でスライド発表するやつ)もなかなか盛況だったと思う。一応紹介しておく。