かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

一人暮らしでは自分をもっとよく理解できるようになる

 

自分に必要なことと必要だったこと

一人暮らしとは親からの解放である。仕送りとか家賃の問題など財政的には頼らざるを得ない部分などがあるかもしれないが、生活的な意味、精神的な意味での親からの解放はいいものだ。

 

一人暮らしのデメリットは今までやってきた家事の負担が重いこと、そして誰も起こしてくれず、生活の堕落を止めてくれる人はだれもいない。基本的に誰にも助けてもらえず、寂しいときはすごく寂しい。

 

だが、メリットは大きい。どうしても誰にも邪魔されずに泣きたい時がある。そういうときは静かに過ごすことができる。3日くらい引きこもっても、誰にも会わなくても問題ない。そういう時間がずっと必要だった人にとっては最高だろう。

 

自分探しの旅ではないが、自分が一人になって初めて必要なことがわかる。自分が必要だと思っていたことをずっとやってくれてた人に感謝することもあるだろう。ご飯は誰にでも必要で、疲れているときに作ってくれることのありがたさ。

 

自分にとって必要だったものがずっと得られなかったことにも気づくだろう。ずっと一人になりたい時間が必要だったのかもしれない。3日くらい誰にも気兼ねなくひっそりと息を殺して過ごす時間のありがたさ。ずっと欲しかったものを買ったり、自分の望み通りにする空間。プライベートという誰にでも本当は必要なもの。

 

一人暮らしは最初は緊張して、だんだんなれてきて、ふとした時に以前の自分との違いに気づけるようになると思う。そこから自分の生活を見直したり、性格を変えたり、一人をもっと好きになったり、人恋しくなったり。生活環境の変化は思うよりもずっと大きく、人生に影響すると思う。

 

だからこそ一人暮らしの時間を大切に過ごせると良いと思う。自分という人間の違った面を見つけられるのではないだろうか。