かやのみ日記帳

日々感じたことをつれづれと書いています。

夜のほうが目に飛び込んでくる光が多い

 

明るい街

ふと帰宅途中で信号待ちをしているとき、ぼうっと見ていると夜なのにあちこち光ばかりだなあとぼんやり思った。居酒屋の看板、街頭、渋滞した車の群れ。すべての光が自分の方に向いてるように感じて、光が嫌いな人とかストレスに感じる人には夜のほうがよっぽどつらいんじゃないかと思ったりした。

 

人間にとって光が強烈なものであるとは思う。だれだってピカピカしているものには目がとまるし、警戒色とかには嫌でも反応してしまう本能があるのだろう。夜に光を出す理由はきっとなにかしら気づいてほしいという意図があって発しているに違いない。

 

だとしたら目に飛び込んでくる人工的な光たちの自己主張は相当はげしいなあと考えてしまった。選挙カーが大音量で住宅街を走っていると本当に迷惑だと感じるが、夜に大量の光を出していても目を閉じれば大丈夫だし、ないよりもあったほうがよいから認められているんだろう。

 

その必要性はわかるのだが、いったいどれだけのエネルギーがこの自己主張のような光に費やされているんだろうなあと思う。上空から都市が夜にどれだけ光っているかで栄えているかがわかる、みたいな画像はおそらく教科書にも載っている。それらの光の目的というか、そういうことを少しだけ考えてしまった。

 

おわりに

道を一本外れれば相応に暗いといえば暗いので大通りとか店屋が多いところがピカピカしているというだけなのだが、なんとなく光が多いなあと思ってしまった。田舎の山道なんかはきっと目にも優しいのかもしれない。

 

光があると元気になるのかもしれないが、コンビニバイトで夜中蛍光灯を浴びすぎると元気がなくなるなんて話もあるし、なんとも言えないなと思う。夜は明るいほうがいいのかもしれないが、それはそれでときに嫌にもなってしまう。なんだか疲れていると少しわがままなことを思ってしまう。